7、雷門のメンバー ページ8
選手候補席にはすでに雷門のメンバー、そして灰崎が集まっていた。
貴女「おーい」
片手を上げ、明日人たちの元へ向かった。
明日人「あ、A！やっと来た！」
海腹「おはようA！」
貴女「おはよーのりか！」
灰崎「遅えぞ。昨日あんなにはしゃいでたくせによ」
貴女「ごめんごめん」
道成「全く…心配したんだぞ？電話にも出ないから…」
貴女「えっ、電話⁉」
携帯を開いてみると、確かに不在着信がいくつかあった。
貴女「ごめんなさい気づかなくて…」
キャプテンからの電話に出られなかったとは…私ってば！
奥入「まあAのことだから寝坊したんだろってみんなで言い合ってましたけどね。」
貴女「おいおい！決め付けは良くないぞ！」
氷浦「違ったのか？」
貴女「…寝坊です」
万作「知ってたけどな。」
貴女「ぐぅっ…言い返せない自分に腹が立つな…」
服部「Aー、ボサっとしてないで早く座りなよ！もうすぐ始まるよ！」
貴女「そうだね！でも今ちょっとキツめの言い方されたのは気のせいかな？」
ボケ(？)た服部にツッコミつつ明日人の隣に腰を下ろした。
こんな時でもいつものようなやりとりを欠かさない。
日和「A、聞きましたか⁉雷門は全員が候補選手らしいんだよ！嬉しいなー！」
貴女「だね！」
雷門から誰が選ばれてもおかしくない状況。
そんな状況にAたちの身も引き締まる。
小僧丸「…」
小僧丸もやたらと緊張しているようだ。
貴女「小僧丸、大丈夫？」
小僧丸「…ああ…」
岩戸「緊張するでゴス。Aは緊張しないでゴスか？」
貴女「そりゃするよ。…でも、誰が選ばれてもおかしくないからね。」
どんな結果でも受け止めよう。
ただ…やっぱり入っていて欲しいなとは思う。
サッカーを好きな気持ちは、誰にも負けない自信があるから。
剛陣「…もうすぐ始まるっぽいぞ！」
剛陣の一言で、一同は前を向いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 139人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紅葉 | 作成日時：2019年5月27日 23時
