その５ ページ6
カルテ作成が終わって、昼休み。
私はカフェに来ていた。
「わぁ・・・やっぱり広いねぇ」
白虎「さすがにここにはいないみたいだな」
「それは言わないでよ・・・」
どこに座ろうか迷っていたその時、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
藤川「おーい！こっちこっち」
見ると他の人たちも集まっていて、私はおずおずと近づく。
藤川「いやー、なかなか来ないからどうしたのかと思ってたぜ」
「えっと・・・三井先生のお手伝いしてたから・・・」
そう言って、席はどこに座ろうかと迷っていると。
緋山「あ、ちょっと待って。ね、そっちずれてくれない？」
白石「うん」
「ありがとう」
藍沢先生の向かい側に座る形になった。
すると、藍沢先生から視線が・・・。
「あ、あのぉ・・・なんですか？」
藍沢「それ、何？」
「それ？」
藍沢先生が指差したのは私の横でくつろいでいる白虎で・・・。
「えっと・・・視えるんですか？」
藍沢「うん。さっき、質問に答えてたし、ずっと前を歩いてたよね？」
な、なんで視えてるの？？
藤川「あ、俺も気になってた」
緋山「あたしも！」
白石「私も」
みんな、視えてるよ！！
白虎「てめぇらが知る権利あんのか？何も知らない野郎どもが」
「ちょっと！！」
白虎「ああ？そのまんまの意味を言っただけだろうが。知る必要なんかねぇよ！」
「うう・・・」
白虎「だが、今後の事を考えれば話した方がいいかもしれねぇな。その方が動きやすいだろ」
そう言って白虎は藍沢先生を見る。
白虎「聞く覚悟は出来てんだろうな？ガキ共」
藤川「ガキって・・・俺らの事！？」
白虎「俺からしてみればお前らはガキなんだよ！」
「もうやめてよー。大人しくしててよ」
白虎「フン」
白虎が大人しくなった所で私はみんなに話し始めた。
「この子は白虎。私の守護霊で、相棒です。それで・・・私はこの病院の退治屋を担当しています」
言葉を選びながら、みんなに事情を説明した。
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ことみ - 初めまして。お話読みました！とても面白いお話でした！更新お願いします!! (2020年1月11日 14時) (
レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)
山PLOVI - 頑張ってください!!!山P~------!!! (2018年2月6日 18時) (レス) id: 6ad6e8d7ed (このIDを非表示/違反報告)
あきえぁ - 設定からしてとても楽しみです！！！更新応援しています！ (2017年12月10日 19時) (レス) id: 770c80d9a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：momijikana0917 | 作成日時：2017年12月8日 12時
