【d!】rbr→←私←shpの三角関係なややこしいやつpart1 (ページ8)

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rbr(shp)「視界がぱっと変わるんで……ワープしたみたいな感じですね」

『え。ロボロさ……、もしかして、ショッピくん？』
rbr(shp)「はい」

歩みを止め、いきなり口調が変わった彼をじーっと見つめる。

ロボロがくしゃみをしてないのに入れ替わったということは、つまり……

『……ショッピくんがくしゃみしても、二人は入れ替わるのね？』
rbr(shp)「みたいっす」

なんというか、それは……

『……ややこしいね』
rbr(shp)「本当に」

後輩はなにも大変そうな感じもなく、ぽやぽやとした様子で立ち尽くしている。

いや、本当にややこしい問題だ。

『(ちょっといい雰囲気になりかけてたのに、ロボロさんどこ行っちゃったんだろ……いやショッピくんの体の中だけど……この場合はショッピくんの体どこに行っちゃったんだろう、ってこと？ん？？)』

そのまま廊下を無言で歩いていると、ショッピのほうから話を切り出してきた。

rbr(shp)「なにかこれからロボロさんと予定あったんすか？」
『えっ？なにもないよ？』

Aは普段、ロボロ相手なら先輩なので敬語を使っているが、相手は後輩のショッピなので敬語を外す。

とはいえ相手の顔はロボロなので、違和感があってAはちょっとドキドキする。

『(なんだか新鮮な感じ……いやいや、中身ショッピくんなのに何考えてるんだろ私は)』

rbr(shp)「じゃあ……俺と出かけません？」

『……ショッピくんと？二人きりで？』
rbr(shp)「はい。実は前任務に行ったときも、休日に一緒に出かけませんかって誘おうと思ってたんです」

ああ、ロボロさんが社に向かってずっこけた時か。

急に手を握られて何かと思ったのよね。

幹部同士でお出かけに誘いたかっただけね。

『でも午後は鍛錬もあるし……』

ちら、と彼を見ると、ショッピではなくロボロの姿がそこにある。

Aの目には彼がキラキラと後光がさして見えた。

……私がロボロさんの誘いを断れるか！？いや、できない！

『……いいよ。ショッピくんとお出かけ楽しそう！』

Aはくるっと手のひらを返した。

ロボロへの恋心のほうが勝った瞬間である。

rbr(shp)「！！ええんですか！」

ショッピは雑面を上げてぱーっと嬉しそうに笑顔になった。

ピンクのお目々が可愛いね……じゃない！！！