【d!】rbr→←私←shpの三角関係なややこしいやつpart1 (ページ41)

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『じゃあ行きましょうか』

AたちはA・ロボロ姿のショッピ・ショッピ姿のロボロの順番で手を繋いだ。

shp(rbr)「……ん？そこは俺の位置ちゃう！？」
rbr(shp)「えー、なんのことやら」
shp(rbr)「お前の体は俺なんやから場所的にはAの隣は俺……あいたたたた！」
rbr(shp)「は？なんです？」

『ショ……ロボロさん、うるさいですよ！』
rbr(shp)「ですって」

shp(rbr)「はぁ……もうええわ」

なにやら背後で位置について言い争っていたが、聞いた感じ平和的に解決したようだ。

Aはホッとため息をついて前を向いた。

これは失敗が許されない任務……ヘマをするわけにはいかない。

コツッ

敵A「？何か音が……グッ！」

敵B「ウッ……！」

音で気をそらさせ、通路にいた兵士を眠らせると、見張っていた場所はどうやら頑丈そうな扉だった。

すでに元の体に戻っているショッピがAを振り返った。

shp「ここから先、俺が侵入して先を確認してきます。お荷物がおりますし」
rbr「荷物で悪かったな……」

Aが見張りの懐を漁ると、鍵が見つかったので投げて渡す。

ショッピは扉を開けてさっと中に入っていった。

廊下は他に部屋がないようで、身を隠す場所もない。

残された二人は人が来るかもしれない緊張感を抱きながら、ショッピの連絡を待つしかない。

rbr「なんか……二人とも手慣れとるな…」
『それは…ショッピくんとは何度か任務を一緒にやることが多かったので』
rbr「…そうなんや……」

そうAが言うと、ロボロは薄暗闇の中でうつむいた。

rbr「俺……ほんまにお荷物やな」

『そんなことないです！！』
rbr「わっ……声でか……」
『す、すみません。思わず……』

Aはハッとなって自分の口をふさぐ。

いけない、好きな人への感情がデカすぎた。

そこでショッピとのインカムが繋がった。

＜shp「Aさーん。地図があります。たぶん全部屋載ってますねコレ」＞
『ショッピくん、大事なものを隠せそうな場所分かる？』

＜shp「分からん」＞

『んんっ』

正直だな！とツッコミそうになって、すんでのところで思いとどまる。