【d!】rbr→←私←shpの三角関係なややこしいやつpart1 (ページ32)

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rbr「そうか……第三部隊の隊長といえば、あんさんが新しい幹部か」

ロボロはAと視線を合わせ、面の下で笑顔を作ったようだった。

rbr「あのな、幹部は大変や。でもな、ありのままの一日を楽しんで、先を心配せんほうが生きやすいで。なにかあった時は言いや。俺がいつでも見守っとるからな」

『……！』

その言葉に思いやりを感じて、ドキリと胸が鳴る。

表情が見えないのに、彼の顔が見えたような気がした。

rbr「あ、見守ってるっちゅうのは俺が通信部やからな？なにかあったらインカムで呼び出してな」
『は、はい……！』

それからというもの、Aは彼の姿を見かけるたびに目で彼を追うようになった。

『(彼がいると、嬉しい気分になる……これが、恋？)』

心細かったAにとって、ロボロの一言はAに大きな自信を持たせてくれた。

『……っていう感じかな。人に話すのって、結構恥ずかしいね？」

へへ、と照れ笑いをするがショッピは無言である。

どうしたんだろう？とAがきょとんとしていると、ショッピは苦々しい顔でつぶやいた。

shp「じゃあ……もし俺が一番最初にAさんに会ってたら、俺を……」

そう言いよどみ、ショッピはぐっと拳を握り込む。

『ショッピくん？』

shp「いえ！なんでもないです」

様子がおかしい、と思っていると、いつもの笑顔でショッピはパッと微笑んだ。

よかった、いつものショッピくんだ。

本当になんでもなかったみたいだな、とホッとする。

……この後輩は表裏がない性格だ、とAは信じ切っているのである。

『ところでなんでそんなことを聞いたの？もしかして私たちの仲を応援してくれる……とか？』

と上目遣いでAがもじもじすると、ショッピはにこやかに言った。

shp「いえ！そんなこと絶対しないです」

『ええ！？なんで！？』