【d!】rbr→←私←shpの三角関係なややこしいやつpart1 (ページ27)

今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:34,839 hit

27 ページ27

sha「ええか、イッキするんやぞイッキ」

ゴボゴボゴボ……とAの持っていたジョッキに酒を注いでいくのは、悪い顔をしたシャオロンであった。

『シャオロンさん！？さっそくアルハラですか！？』

sha「手に取りやすい位置に置いといたら、まんまとデカ目のジョッキ持ってくれて嬉しいわぁ」
『罠にはめられた……！？』
sha「ええやんけ、減るもんでもねぇし」
『私のHPもMPもゴリゴリ削られますから！明日も隊長として鍛錬あるのにこの量はどうかと思いますよ！？というかシャオロンさんは飲まないんですか！？』

sha「俺酒弱いから飲まれへん」
『ただのアルハラ！！！』

なんてやり取りをしている間に、みんなすでに乾杯の準備が整ったようだ。

kn「いくで～！せーの！」

ut「マンダラ～！！」

「「「マンダラー！」」」

独特な乾杯の音頭が上がる。

シートを広げた上で、わいわいとアウトドアでの飲み会が始まる。

もうすでにフリーダムで、幹部のみんなはあちこちに絡みに行ったようだ。

『(このお酒、どう片付けたら……ハッ！ロボロさんは！？)』

とキョロキョロと周囲を見回していると、気がつくと探していた彼が隣にいて変な声が出た。

『へあっ』

rbr「A、大丈夫か？俺が飲んだろか？」

鬱先生にだる絡みしているシャオロンに気づかれないよう、こそこそとロボロが喋りかけてくる。

『えと……た、確かに私が飲みきれそうな量ではないです……』

Aもシャオロンにバレないようこっそりロボロに話しかける。見つかると難癖つけられそうだ。

rbr「じゃあ……俺がシャオロンにバレんように、量減らしとくから」
『いいんですか！？』
rbr「ん、ああ。か、間接キスになるけど……」

『ロボロさんと合法間接キス……！？』
rbr「合法……？」

『えっ、いやなんでもないです！！』

やばい、口に出して言ってた。

Aがわたわたと慌てている間に、耳を赤くしたロボロがジョッキに口をつけようと―――