【d!】rbr→←私←shpの三角関係なややこしいやつpart1 (ページ23)

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rbr(shp)「じゃあ俺このナポリタン……くしゅん！」

『あ』

ショッピくんがくしゃみをした。

ということは今目の前にいるのは……

『……ロボロさん？』

ロボロはさっと雑面を下ろした。

rbr「……ただいま。今どういう状況なん？」
『ショッピくんがナポリタンを頼んだところ……です』

rbr「すみませーんポルチーニクリームパスタに変更でー」

その後普通に雑談し、とどこおりなくお出かけは終了した。

城へ帰宅後。
夢のようだ……と今日のお出かけのことを考えていると、ショッピがAの部屋に突撃してきた。

shp「俺はナポリタンが食べたかったのに！！」
『あはは……今度食べればいいよ」
shp「あの時あの瞬間食べたかったんです！！！」

わんわんソファーに突っ伏してわめく後輩の扱いにAはほとほと困っていた。

『(今日はやけに強情だな……)』

『よしよし。食べたかったねぇ』

ヘルメットを外させ、頭をよしよししたらだんだん機嫌が直ってきた。

shp「こうしてくれるの、俺にだけですよね？」
『うん、そうだよ』

shp「……ならいいんです」

どうやら機嫌が完全に直ったようだ。

男の子って分からないなぁ……

第三番隊はAがひきいる軍隊である。

隊長は日常とのスイッチを切り替えしないと務まらない役職だと、コネシマは言う。

だからだろうか、今日は気分が浮ついていたせいでAがトラブルを起こしてしまったのも。

『(ロボロさんとお出かけした、これって実質デート……)』

兵「A隊長！足元ー！」
『へ……きゃあ！』

がくんと視界が落ち、Aは高いところから転倒した。

医者「……捻挫ですね。足に湿布を貼るので、今日は自室で療養してください」
『はい……』

部下のことは副隊長に任せることになり、Aはしばらくの自室療養を課せられた。

なにもすることがない……と思っていると、コンコンと軽くドアがノックされる。