【d!】rbr→←私←shpの三角関係なややこしいやつpart1 (ページ15)

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『あ、あの、ロボロさん……部屋を見られるの恥ずかしいので、すみませんが出ていってもらえますか？』
shp(rbr)「は！？なんでやねん、ショッピはええのに俺はあかんの！？」

『だってロボロさん、は……』

……いま、ついに言うべきだろうか。顔が熱くなってくる。

shp(rbr)「俺は？」

『ロボロさんは……』

ロボロさんは―――ショッピくんとは違うから。

すると無表情のショッピ(ロボロの顔)がAに食い下がる彼を引っ張った。

rbr(shp)「俺も出るんでロボロさん出ましょう！ね！？」
shp(rbr)「お、おう…？」

『あ……』

Aは、二人が後ろ手でばしばし殴り合いながら出ていくのを見送る。

『……今の流れでちょっと、ロボロさんを意識してること伝えられると思ったのに』

……ショッピにうまいこと阻止されたAであった。

ロボロに意識してもらえるようになるため、恋する乙女は頑張らなくてはならない。

『今日こそロボロさんにプレゼントを……！』

恋を掴むのに手っ取り早い方法は貢ぐことである。

Aはそう鬱先生から聞いた。

【ut「まぁ俺は貢ぐより貢がれるほうやけどな～」】

とも言っていたが。

それを聞いたショッピは呆れた顔をした。

shp「あの人は女性関係ただれてるので、あんまり参考にならないと思うんですけど」

『うーん、それもそうだけどね？でも大先生の言うことも一理あるなとも思って』

二度目のお出かけにショッピを誘ったのは、以前考えた「お礼にショッピくんをお出かけに誘おうかな？」という事を果たすためと……

ロボロへのプレゼントを買うためであった。

shp「俺に相談っていうのがだいぶ癪なんですけど」

お出かけといえば飛びついてくると思っていた後輩は、今日は予想に反してやたら不満げである。

『ま、まあ……ロボロさんと衝突しがちなのは分かるけど、一番頼れる友だちがショッピくんしかいなくて……』

shp「……別にそういう意味で癪ってわけじゃないです。けど、ええですよ」

ショッピくんは苦々しい顔をしていた。

そんなにロボロさんに物を贈るのが嫌……？

険悪そうに見えて、仲がよさそうにも見えるんだけどなぁ。