【d!】rbr→←私←shpの三角関係なややこしいやつpart1 (ページ14)

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rbr(shp)「Aさ――――ん！！！助けに来ました！！」

ガン！！と開きすぎて壁にぶつかった音を立てて、施錠していないドアが開いた。

それと同時にロボロの力が緩んだので、その隙にAはさっと手を引っ込める。

『(あ―――！！びっくりした！びっくりした！！)』

このタイミングで入ってきたショッピ(見た目はロボロ)のことが、Aには救世主のように見えた。

rbr(shp)「何もしてませんよね！？何もしてませんよね！？！？」
shp(rbr)「ああ。はよ俺の体返せや」
rbr(shp)「それはこっちのセリフです」

にらみ合うふたりの背後にゴゴゴ……と炎が見えるかのようだ。

『っていうか、なんでそんなに二人とも険悪なんですか！？いつもいつも思ってたんですけど！』
shp(rbr)「……Aには分からんよ」
rbr(shp)「そうですね」

そう言って二人同時にぷいっとそっぽ向く。

分からないって……どういうことよ。あれか、男だから分かるってやつか？

こういうところに二人からの疎外感を感じるのよね。

shp(rbr)「つかお前なんでAの部屋に入っとるん！？ここ絶対Aの部屋やろ！？」
rbr(shp)「ロボロさんには関係ないですよ」
『ショッピくんは友だちだから、嫌なことがあったらしくて慰めてたんです』

rbr(shp)「な゛っ」

ショッピくんが変な声を出す。

ああ、ロボロさんの体でやると声がいいってば……

shp(rbr)「ほーん、友だちねぇ？」

にやにやするショッピくん顔のロボロさんは、普段のショッピくんそっくりな悪い顔をしていた。

そ、そんな顔もできるのね、ロボロさん……

……というかやたら友だちを強調するの、何？

とAは首をひねる。

…とはいえ、それよりもAは懸念すべきことがあった。