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言い慣れない言葉が恥ずかしくて、少し照れてしまう。
ゾムはもじもじするAの態度を見て、ぶはっと吹きだした。
zm「かわええな」
『かっ、はぁ！？』
彼から自分を褒める発言が飛び出してくるとは思わず、不意を突かれて赤面する。
zm「俺の前ではそう呼んでくれよ。な？」
『……いいけどさ。ゾムって、女嫌いだから私のことも嫌いなのかと思ってた』
いつもと違うゾムだからこそ本音が言える。
ゾムはきょとんとすると、「あー」と頭をかいた。
zm「俺、たしかに女は嫌いやけど、Aのことは……どう接したらいいか分からんかったんや」
『……そうなんだ』
zm「だから、Aから声をかけてくれれば、俺もしゃべれる……はず……少しは。たぶん」
『どれだけ自信がないのよ』
zm「だって俺やで！？」
急に自分を下げるものだから、Aは耐えきれず笑ってしまった。
『ふふ、分かった。今度からこっちから声かけるね』
zm「……おなしゃす！」
ゾムは笑顔で返した。
別れ際、ゾムは「A」と呼び止めた。
zm「……6月6日に、刺客に注意しろ」
『え？』
zm「6月6日や、忘れるなよ」
ゾムは繰り返し「気をつけろよ」とAに言い聞かせて立ち去った。
……やっぱり、ゾムは変だ。
しかし様子のおかしいほうのゾムとはいえ、もしかしたらどこかで情報を得た可能性がある。
『……一応、覚えておこ』
Aは誰に言うでもなくつぶやくと、カレンダーにメモでも書いておこうかと考えながら自室へ向かって歩きだした。
5月中旬のことだった。
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maria - がんばってください。とてもおもしろいですし、つづきもきになります (2023年2月26日 23時) (
レス) @page49 id: 2d8c9edfbf (このIDを非表示/違反報告)
エモンガ - 続きめちゃめちゃ気になります！投稿頑張ってください！ (2023年2月26日 20時) (レス) @page49 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
まーう - はい好き付き合って()更新頑張って下さい！応援してます！ (2022年11月29日 9時) (レス) @page38 id: 41f2ce60a3 (このIDを非表示/違反報告)
Zero - 続きめっちゃ気になります！更新待ってますね(๑•̀ㅂ•́)و✧ﾏﾂｿﾞ (2022年9月12日 1時) (レス) @page20 id: 551d4fc369 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：REO | 作成日時：2022年8月20日 16時
