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zm「俺ら、話したことほとんどないやろ？だからこの機会に夜な夜なおしゃべりしよと思って」
『夜な夜な？』
zm「明日もおるからよろしく。あ、ちなみに泊まっていくから」
『明日も！？……と、泊まり！？』
zm「なんも話したくない時は俺の存在スルーしててええから。俺床でも寝れるし、まあこのソファーで寝るか」
『あ、あのー……いちおう、異性の部屋なんですけど？』
驚きで頭がまわらないが、これだけは言っておかなくてはならない。
ゾムはいい笑顔でサムズアップした。
zm「気にせんでええから！」
……Aは頭が痛くなってきた。
ゾムの宣言どおり、ゾムは毎夜Aの部屋に泊まりに来るようになった。
最初こそ色んな意味で警戒していたAだったが、とりとめもない話をしてソファーで眠りにつく自由気ままなゾムを毎夜見ているうちに、その警戒心は薄れていった。
6月2日の朝、ゾムがベッドで寝ているAに声をかけた。
zm「……ここに来るようになってから思っててんけど、Aは朝超弱いねんな」
『ふぁ？』
しかしAは布団の中でもぞもぞと寝返りをうち、再び寝入った。
『くかー……』
ビーッビーッと枕元に置いたインカムがけたたましく鳴る。
＜rbr「おいA！起きろ！今日も朝から会議や言うたやろが！」＞
スピーカーモードでロボロの大声が響き、Aは唸ってインカムに手を伸ばした。
『あと……』
＜rbr「ん？起きたか？」＞
『あと一時間……』
＜rbr「待てるか────！！」＞
Aはインカムの通信を切った。
あと半刻もすればロボロが乗り込んでくるであろうことは明白だ。怒涛の部屋ノックをしてくるだろう。
その一部始終を見ていたゾムは、Aの布団を剥いだ。
『む……』
急に外気に触れたのでAは眉をひそめる。
zm「……」
ゾムはとつぜん殺気を出し、Aの首をつかんでベッドに乗り上げた。
zm「……ええんか？殺すぞ」
本気の声色だ。
Aは目を閉じたままピクリともしない。
ゾムは首を掴む手にぐっと力を込めた。
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maria - がんばってください。とてもおもしろいですし、つづきもきになります (2023年2月26日 23時) (
レス) @page49 id: 2d8c9edfbf (このIDを非表示/違反報告)
エモンガ - 続きめちゃめちゃ気になります！投稿頑張ってください！ (2023年2月26日 20時) (レス) @page49 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
まーう - はい好き付き合って()更新頑張って下さい！応援してます！ (2022年11月29日 9時) (レス) @page38 id: 41f2ce60a3 (このIDを非表示/違反報告)
Zero - 続きめっちゃ気になります！更新待ってますね(๑•̀ㅂ•́)و✧ﾏﾂｿﾞ (2022年9月12日 1時) (レス) @page20 id: 551d4fc369 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：REO | 作成日時：2022年8月20日 16時
