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吉原炎上編(潜入) ページ8

モブ「あんたが新しく売られた奴だね、

18で売られるなんて珍しい」


威「は、はい」

ここは吉原

俺、神威は潜入に来ました。

ここは一応政府公認なんだけど

裏で犯罪がないかを見てこいって

人使いが荒いよねぇ

モブ「じゃあまずは着替えなくちゃ」

そういってモブは俺を脱がせようとしてくる


威「あ、ちょっ、じ、自分で着替えれます!」

モブ「あ、そうよね、じゃあこれに着替えて!

私は仕事に出るけど、着替えたら化粧係が来るからそれまで待っててね」

威「は、はい」

急いで着替えよう、見られならたまんないや

良い生地だ、どれくらいすんだろ

チャチャっと着替えた俺はその化粧係を待つことにした。





あっれ〜、来ないなぁ。

何かあったのかな?








ちょっと見てみるか



|д゚)チラッ

襖を少し開けて廊下を覗いてみた


すると、やたら筋肉のついてるじいちゃんが

こっちに向かってきた。


夜兎?


?「貴様か、新しく来た妓女は」

威「え?あ、はい」

このじいちゃんは何者なんだろう

?「名は?」

あれ?名前?神威で大丈夫なのか?

男っぽくないか?

?「え、えっと、江華です!」


やっべー、咄嗟に母さんの名前だしちゃった。

?「ふむ、江華か、わしは鳳仙と言う」




威「鳳仙、さん?」

鳳「あぁ、そうだ、単刀直入に聞くが、

お主は、夜兎じゃな、」


威「は、はい」


その後、なんか、強いなら自警に入れと言われた。

月「主が新しい奴だな、わっちは月詠、

よろしくな」

威「は、はい」

さっきの人の話だとこの月詠って奴が自警の
リーダー的な人らしいんだけど。

近藤さんとは違うな。




月「お主、夜兎だと聞いた、腕はたつのだろう?」

威「まぁ、人並みには」

月「なら、侵入者狩りや、鳳仙様に何かあったときに使えるな」

威「まぁ、それくらいなら」

月「なら、屋敷の中に入っててくれ、」

威「わ、わかりました」









鳳「なるほど、それで中に来たか、なら、

わしの護衛としてくれないか?」

威「わかりました」


鳳「そろそろ、無礼な者が二名ほど来るからな」


無礼者?

なにそれ?

鳳「まずは、一人目だな、隣の部屋にいてくれ

おそらく呼ぶことになる」

威「はぁ、わかりました」

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作者名:夜兎好きの葉っぱ | 作成日時:2020年6月1日 16時

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