15話 サラとジョー ページ17
A視点
Qタロウ「最も信頼できるヤツらにチャレンジャーをやってもらおうがや。
異論はねぇな？そんじば、話し合おうぜよ。」
Qタロウさんのその一言で、場の空気が引き締まった。
Qタロウ「単刀直入に言うぜ。オレは銃器の扱いに経験がある。
チャレンジャーはオレに任せてくれ。」
ジョー「それ、本当ッスか？」
Qタロウ「ウソは嫌いじゃけぇ。USA行った時にドッバドバに撃ち込んで慣れたんじゃ。」
俺ドッバドバっていう擬音使う人初めて見たんだけど。珍しっ。
なんかQタロウさん色々変わってんのよな…
ケイジ「訓練はした…ってことね。おまわりさんも正直に話そう。
Qタロウ、キミに経験があったとしても信頼はできない。」
Qタロウ「………そうかよ。」
ケイジ「悪いね。」
カイ「空気が張りつめてしまいましたね。
…う〜ん…私か決めかねております。お二人に責任を負わせることは心苦しいですね。」
ジョー「大丈夫ッスよ！サラは鋼のメンタルだから！ハガメンッス！」
カイ「…ハガメン…？」
カイさーん、そこに引っかかるあれは何も無いですよー？
この人何気天然だよな。面白くて好き。
あとさ、いくらサラのメンタルが強かろうと、人の命がかかるとなると、冷静ではいられないでしょ。
ジョー「どうだサラ？なにか反論できそうなことはあったか？」
サラ「…少し考えてみるよ。」
ジョー「困ったらオレに聞けよ。一緒に困ってやるぜ。」
解決してやれよ。困るだけかよ。ジョーらしいっちゃらしいかもしんないけどさー。
ジョー「緊張したカオすんなよ！いつもみたいにドーンと大物ぶった態度でいろって！」
サラ「お前は私をなんだと思ってるんだ…？」
ジョー「
サラ「まったく…まじめに考えてくれないか。
それに…みんなに信頼しろと言っても難しい話だ。私自身…ただの女子高生だからな。」
ジョー「確かに…理屈で考えりゃ…サラには不向きだもんな。」
この二人のやり取り癒される…なんか、和むわ。
正直、緊迫したこの状況で、ジョーみたいなヤツが一人いるだけで全然違ってくるから、
まぁ…ありがたい、かも。
ジョー「だったらよ！誰かと誰かの発言を戦わせてみたらどうだ！？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 15人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もみじ(プロフ) - コメントありがとうございます！最初に親友殺したのをこれでもかってくらいに後悔してます(´･ω･`) (2021年10月6日 22時) (
レス) @page1 id: 3db76492db (このIDを非表示/違反報告)
あいすくりぃむとちょこれぃと - 綾瀬くん…！幸せになって…！ (2021年10月6日 22時) (レス) id: 8ef3002cf4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もみじ | 作成日時：2021年9月5日 22時
