【wrwrd!】失敗作な私。 (ページ40)

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失敗38。noside ページ40

noside

何年か前、とある少女が孤児施設に預けられた。

その少女は、親に「化物」と罵られ、孤児施設に捨てられたらしい。

はじめは、仲良く暮らしていたが結局は、その絆も破断した。

ここにきても、少女は、「化物」だとか、「SCP」だとか、罵られ、1人だった。
　
終いには、体を鎖で縛られ、柱に縛り付けられ、拘束される始末。

そこに、金髪で赤眼の男が、訪問に来た。そう、その人物は、グルッペンだ。

gr「なんで、あの子は鎖に繋がれて、いるんだ？」

「あの子は、化物だからですよ。」

gr「どういうことだ？」

「分からないですけど、あの子の力は強力で邪悪なものなんで止めた方がいいですよ。」

グルッペンはこう言われると、ますます少女に興味が出てきた。

gr「あの、少女を引き取ってもいいか？」

「正気ですかっ！？あの、化物ですよっ！？」

gr「化物がなんだ。面白いではないか。それで、彼女の名前は？」

「彼女の名前はAです。」

gr「ほぅ。いい名前ではないか。では、連れて帰らせて貰う。」

そうして、少女は、グルッペンに拾われたのである。

少女は感謝した。

そこでグルッペンは少女にとある提案をする。

gr「ここの軍として、私の生きる理由としてここに居てくれないか？」

それに対して少女は、

『私のような、失敗作な人間を拾って下さりありがとうございます。これからは、総統様のお役にたてるように頑張ります。』

そう誓った。