作詞する

未来予想図【破損】 ページ11

幸せになると
ずっと前から思ってました
今も最後もすべてが
丸く収まると思ってました

だけど事は上手く進まません
未来に描いた予想図は
粉々に破られて
まとめて闇の中に捨てられました

記憶の済からも
空の片隅となり飛んでいきました





心を破壊されたあの日
永久に続くと思ったあの時
簡単に握りぶされ壊れてく
目の前で全てが0になる

理想と現実が戦争して
混乱し始める脳内
現実回避を望んで逃げて
一体何年たっただろう

混沌し始める脳内
輪廻に廻りゆく月日
感情が爆発して
精神が崩れていく

黒く塗り潰された
私の過去とこの世界
墨に塗られた白黒地図
最後を書き留めた小さな日記
捨てられずに握りしめた

涙に濡れた宝物は
鍵を閉めてから
もう開けていない
あの日の事を思い出したくない




零れ落ちていく幸福
どこかに忘れた愛
騒がしい夜の中
今日もまた変われない(・・・)日々

泣き崩れても叫んでも
周りから五月蝿いと
文句をつけられ
追い出されるだけなんです

この世界は望んだ世界じゃないと
全ては周りと
この世界にあると
決めつけていたんです

記憶の片隅に在宅している
私だけの未来予想図
それはもう幸せで裕福
現実は不幸で貧乏です

粉々に崩れた固い思いは
所詮は芯のない脆い思いです
人生何が起こるかわからない
そう、どう落ちていくかわかりません



全てを悪と見なして
自分だけを善と思っていかないと
脆い自分が崩れそうなんです

精一杯の努力も
才能の前では落ちこぼれです

これから上に上がるなんて
誰がそう決めたんですか？
未来予想図を壊された私は
何も信じれないんです

思い描いた未来予想図なんて
所詮は芯のない脆い紙切れです

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