第36話 ページ37
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「おいコネシマー！」
急に日光が直接当たる所へ出て目がチカチカなりながら、叫ぶ。
「なぁに？」
「なぁにじゃねーよ。お前ゾム達にさっきの事チクっただろ」
平然とした顔で、せやけど？と言うコネシマ。
「わざわざ言わんでいいから」
「なんや、彼奴らに心配かけたくなかったんか？」
「違う。色々言われるのが面倒臭いだけ」
だからそんなニヤニヤすんなっ！気持ち悪ぃ…！
「あ、そういや言い忘れとった事が一つあるんやけど」
干す手を止めて、こっちを指さしながら真剣な眼差しを向ける。
「シンは今日から毎日腕立て伏せ50回やれ」
……。
「悪魔かお前」
「いーや大天使や」
毎日訓練があるのにさらにやらせる気か！？
無理無理無理やだやだやだ！
駄々を捏ねると俺がしっかり見張るからな、と釘を刺される始末。こうなればやらなくて済む言い訳を考えるのみだ…。
コネシマの仕事が終わったら、渡り廊下を歩き第1棟まで行き、将校に報告した後、騒がしい食堂まで行く。
彼奴らはうるさ過ぎて何処にいるのかすぐに分かった。
「…お、コネシマとシン」
「お前らうるさ過ぎやろ」
コネシマが言えたものじゃないが今は確かにお前の言う通り。五月蝿い。
「そうだ、周りを見ろ。ここまで騒がしくする奴いるか？」
怒った顔で言うと、何も感じてないかのように目をキラキラさせて私たちを座るよう促す。
「まぁ、俺らの話聞けって」
ドヤりながらシャオロンは話し出した。
それより肩に乗っけた腕を退けろ。
「チーノがたまたま誰かが話しとるのを聞いたらしいんやけど、来週皇太子が直々に俺たちのこと見に来るらしいで」
はぁ？！
「えっ！？まじで！？」
「それがなぁ、まじらしい」
ロボロまで聞いたという。
「火のないところに煙はたたぬ、だしな」
「ほんまに来るって事なら凄いことやで！？」
「てか何で来るんや？」
ゾムの言う通り、もしその話が本当だとしたら何で来るんだ…？
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怜零 - 世界観と我々メンバーがいい感じにマッチしててめっちゃ最高です！応援してます (3月28日 23時) (
レス) @page28 id: e0ad5fd9d5 (このIDを非表示/違反報告)
とぷす - もう世界観に引き込まれて過ぎて本当に最高です！頑張ってください！ (8月10日 19時) (レス) @page48 id: df858a5809 (このIDを非表示/違反報告)
モモモ(プロフ) - 世界観すげぇ好きです！応援してます。 (6月3日 23時) (レス) @page11 id: de8d799915 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - 第一章完結おめでとうございます！戦闘シーンはいいぞぉ！第二章がめっちゃ楽しみです！ (6月3日 18時) (レス) @page48 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
シロクマ苺スムージー(プロフ) - 烏丸さん» 最高…！ありがとうございますっ！！更新頑張りますっ！ (2023年5月2日 20時) (レス) id: 720823a63a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロクマ苺スムージー | 作成日時：2023年1月4日 19時
