第25話 ページ26
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「はい次、27」
早く行け、という上から目線な言い方に少しイラッとしながら空銃を持ち森の中に入る。
ぜってー彼奴私より弱いわ。見ろよ、無防備にも紙に何か書いてるぜ。私に目潰しされるかもしれないってのによぉ。
「Aちゃん、これ2つ道あるけどどっち行こか」
右、というと「おけい」と言って私より少し前を進む。
「何でちょっと前歩くの？」
「ん？やって前から何か襲いかかってきたら一番最初に被害にあうの俺になるやろ？」
Aちゃんに怪我させたくあらへんから、ニコッと満面の笑み。何良い男ぶってんだよ覗き魔。
「あ、もしかして一緒に歩きたかっ」
「もっと前行けよ」
だんだん歩くのを遅めるので間髪入れずに言い放つ。
自軍の人形は大体300mぐらい先にあるという事。ならあと250mぐらい先か。
それから歩き続け、無視し続けること数分。
そろそろあってもいい頃だ。人形。
周りを気にしながら歩いていると、遠くから何やら人がこっちに向かって来ている。なんて言ってるか分からなかったが段々と鮮明に聞こえてきた。
「逃げろ逃げろ逃げろー！！」
「！っ」
二人の同じ服を着た奴ら顔を真っ青にして走ってくる。何が起きたとその後ろを見ると……熊！？
「は、え、何でこっち来んねん！」
キレ散らかすウツ。とりあえず先に進むぞ。前に走れば通り過ぎて………って曲がってくんなぁぁぁ！！
完全にロックオンしてるヒグマと完全に身代わりにしようとしてる後ろの奴ら。
「こっち来んなぁぁ！」
「来たら殺すっ！」
お前それは流石にダメだろ。
「うるせー代われー！」
「俺らはこんな所で死ねないんやー！！」
お前らも大概だな。
とりあえず追いつかれないようにまっすぐ走り続けた。
ヒグマは何故かずっと追い掛けてくる。疲労ってものを知らないのか！？
しばらく走っていると視界が一気にひらける。
「はぁ？！行き止まり！？」
「え、まじ？！」
後ろの3人が終わっただのお前から食われろだのギャーギャー騒いでる最中、私は冷静に下を覗くと、二階建ての家ぐらいの高さがあり、ギリギリ骨折するかしないかぐらいだった。
スーーッ………これ行けるか…？
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怜零 - 世界観と我々メンバーがいい感じにマッチしててめっちゃ最高です！応援してます (3月28日 23時) (
レス) @page28 id: e0ad5fd9d5 (このIDを非表示/違反報告)
とぷす - もう世界観に引き込まれて過ぎて本当に最高です！頑張ってください！ (8月10日 19時) (レス) @page48 id: df858a5809 (このIDを非表示/違反報告)
モモモ(プロフ) - 世界観すげぇ好きです！応援してます。 (6月3日 23時) (レス) @page11 id: de8d799915 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - 第一章完結おめでとうございます！戦闘シーンはいいぞぉ！第二章がめっちゃ楽しみです！ (6月3日 18時) (レス) @page48 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
シロクマ苺スムージー(プロフ) - 烏丸さん» 最高…！ありがとうございますっ！！更新頑張りますっ！ (2023年5月2日 20時) (レス) id: 720823a63a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロクマ苺スムージー | 作成日時：2023年1月4日 19時
