第24話 ページ25
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無で砂のお城を作っている子どもを見て良心が動く。
「ぇっ…」
元通り平らになった地面を見て口をあんぐりと開けるゾム。それに対して満面の笑みを浮かべる私。
うん、これで良し。
だと思ったのに…
「痛った」
後ろからゾムが小石や雑草を投げつけたりしてくるこの現状。
「おい、ゾムやめろやそれ」
「いやだってそいつが俺の芸術を壊してきてんやで？」
「どうせただの砂山やろ」
ブフォ！っとメガネが吹き出すと、まぁ芸術に関心のないお前には分からんやろな、と煽られるロボロ。
「はぁ？お前」
「いいからもう構うなロボロ。悪いのはゾムだし」
「はぁ？キレそう」
「もうキレとるやん」
「私がせっかくじじいに叱られないようにしてあげたのにこの優しさが分からんか〜」
ジト目でゾムを見るとその顔やめろ、と言われる。はい。
「楽しそうに団欒しとるとこ悪いんやけど、お前もうすぐやで」
あ、そうだ。順番にツーペアで森ん中入ってくから、私27番だからもうすぐか。コネシマが知らせに来てくれなかったらこのまま喋ってたわ。
そういえばペア誰だっけ？
さっき名前呼ばれた時誰が一緒に呼ばれたっけか…
とりあえず入口まで行っとこう、そう思い歩きだそうとすると、目の前にメガネが通せんぼ。
「何？」
澄ました顔のメガネはスっと左手を突き出し、
「じゃあ行こうか、姫ぎびいぃぃダダダダッ！！」
左手の小指をあらぬ方向へ曲げてやると情けない声を出して焦りだす。
「え、大先生シンとペアなん？」
「せやで…」
あ、そうなんや。といった顔をする一同。
まじか、まじか〜
仲良くしよな？と両手を重ね頬に当て気色悪い表情をするので無視して入口まで行く。
「ちょ、Aちゃん置いてかないで〜」
「着いて来んなっ」
「いやペアっ！」
ー・ー・ー・ー・ー
鬱先生の初登場日、2月7日と掛けてます。
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怜零 - 世界観と我々メンバーがいい感じにマッチしててめっちゃ最高です！応援してます (3月28日 23時) (
レス) @page28 id: e0ad5fd9d5 (このIDを非表示/違反報告)
とぷす - もう世界観に引き込まれて過ぎて本当に最高です！頑張ってください！ (8月10日 19時) (レス) @page48 id: df858a5809 (このIDを非表示/違反報告)
モモモ(プロフ) - 世界観すげぇ好きです！応援してます。 (6月3日 23時) (レス) @page11 id: de8d799915 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - 第一章完結おめでとうございます！戦闘シーンはいいぞぉ！第二章がめっちゃ楽しみです！ (6月3日 18時) (レス) @page48 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
シロクマ苺スムージー(プロフ) - 烏丸さん» 最高…！ありがとうございますっ！！更新頑張りますっ！ (2023年5月2日 20時) (レス) id: 720823a63a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロクマ苺スムージー | 作成日時：2023年1月4日 19時
