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107話 ページ22

ななもりside



話ながら大泣きしてしまい、何度も詰まってしまったけど、ころちゃんと莉犬くんは優しく相づちを打ちながら聞いてくれた。



莉 「ジェルには言わないの…?」



全て話終わると、莉犬くんが静かに口を開いた。



な 「…何度も、言おうとはしたんだけど…きっと俺が留学するっていったら、ジェルくんに振られちゃう気がして…それが辛いんだ…」



自分勝手な願い。



勝手に留学を決めて…でも振られたくなくて…



振られるのが怖くて言えなくて…



こ 「えー?ジェルくんだったら、『俺も一緒に留学する!』とか言うんじゃないw?」



莉 「確かにwなーくん大好き星人だもんねwジェルは。なーくんのためなら何でもしそうw」



な 「…二人ともありがとう(ニコッ」



俺はさっきとは違う、本物の笑顔を二人に向けた。



莉 「うん!なーくんが笑顔になってよかった。」



こ 「ジェルくんだったら、なーくんがどんなことを言っても受けとめてくれると思うよ?でも、言うか言わないからはなーくんの好きなようにすればいいと思う。」



な 「…うん!ジェルくんと話してくる!」



俺は涙を拭って、ポケットからスマホを出し、ジェルくんにメッセージを打った。



『話たいことがあります。今から校舎裏来れますか?』



こ 「僕達はいつでもなーくんの味方だから!」



莉 「このこと、彼氏組には内緒にしておくね!」



な 「二人ともありがとう!行ってくる!」



こ.莉 「「行ってらっしゃーい!」」





俺はジェルくんからの『OK!』のスタンプを確認してから、スマホをポケットの中にしまい、自分の手で無理矢理口角をあげ、生徒会室を離れた。

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さぴー(プロフ) - 飴からすさん» あ、なんか届いた!(夜は連絡できなかったから今) (2021年4月11日 14時) (レス) id: 3dd53f52e8 (このIDを非表示/違反報告)
飴からす(プロフ) - さぴーさん» 私の声超音波なのでブラジルまで届きますよ(^∀^)なので今からさぴーさんに愛を叫びます。せーのっ!!!← (2021年4月10日 22時) (レス) id: 38f3707562 (このIDを非表示/違反報告)
さぴー(プロフ) - 飴からすさん» たまたまそっちに行ってたから聞こえたのかな? (2021年4月10日 12時) (レス) id: 3dd53f52e8 (このIDを非表示/違反報告)
飴からす(プロフ) - さぴーさん» 長野県の県庁所在地でーすっ!!!((((( (2021年4月9日 21時) (レス) id: 38f3707562 (このIDを非表示/違反報告)
さぴー(プロフ) - 飴からすさん» どこ都道府県に住んでますか? (2021年4月9日 18時) (レス) id: 3dd53f52e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:飴からす x他1人 | 作成日時:2020年4月16日 21時

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