俺/僕達のその先は… (ページ9)

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95話ページ9

さとみ side

布団に入って俺が眠りにつこうとすると、莉犬が「もう寝るの？」と言ってきたので、もう少し話すことにした。

何時間か話していると、莉犬の目がだんだ閉じてきて、眠そうだった。

さ「莉犬？眠い？そろそろ寝る？」

俺がそう言うと、莉犬は煽られたと思ったのか、

莉「は！？全然眠くないし！？」

と眠そうな目で言ってきた。

さ「そうw？じゃあもう少し喋るか。」

でもさすがにかわいそうかな？

俺はさっきお土産屋さんで貰った栄養ドリンクを莉犬に飲ませることにした。

莉犬は怪しんでいたけど、大丈夫だろ。

莉犬に栄養ドリンクを渡すと眠いからか素直に飲んだ。

少したって、そろそろ効果が出始めるかな？と思ったけど、全く変化はなく、なぜか俺にくっついてきた。

さ「莉犬？どうした？寒いの？」

莉「…。さとちゃ、俺、ヤりたい(ﾆｺｯ」

さ「は！？」

付き合い始めて何時間かしか経ってないのに、急に「ヤりたい」って言い出すなんて絶対おかしい！

莉「俺とヤりたくないの…？」

さ「///そういう訳じゃ…」

莉犬がグイっと顔を近づけて言ってきたので、つい目を反らしてしまった。

反らした目線の先には俺達の部屋のドアがあり、人影が隠れる姿が見えた。

一瞬だけ顔が見えた。

あの顔は確か…

俺は莉犬がさっき飲んでいた栄養ドリンクを手に取った。

栄養ドリンクと大きく書かれた反対側を見ると、小さーく『ご注意 : これはえっtになる薬です』と書いてあった。

そーゆーことかぁああああああ

俺はドアの方に行こうとした。

が、莉犬に腕をしっかり掴まれていたので、行くことが出来なかった。

莉「さとちゃ？まだぁ？」

果たして俺はどうすればいいんだろうか？