俺/僕の彼女になりませんか？

44話 ページ49

ころん side



こ 「るぅとくん！あれ食べよ！チョコバナナ！」←


る 「ころちゃん！あれ行きませんか？ビール瓶タワー！」←



僕はるぅとくんとあちこち回っていた。



こ 「るぅとくん！あれ美味しそうじゃない！？」



僕が指さしたのは苺とハートのチョコがたくさんのった、パフェだ。



る 「でもあれカップル専用ですよ？」



よく見ると、写真の下に “カップル専用” と書いてあった。



こ 「そっか…残念…」



僕が落ち込んでいると、るぅとくんが僕の手を引っ張って



る 「ころちゃん可愛いからカップルだと思われますよ！」



と、言ってきた。


か、可愛いって…/////



る 「すみません！あのパフェ１つ下さい！」


店員 「あいよー！」



全然行けたし…。



る 「ころちゃん、あっちで待っててください。」


こ 「おっけ。」



僕が席に座って待っていると、



ﾁｬﾗ 「おねぇ〜さぁ〜ん、可愛いねぇ〜。俺と遊ばなぁ〜い？」



うわ…めんどくさいのに絡まれたよ…。



こ 「大丈夫です。」


ﾁｬﾗ 「そんなこと言わずにさぁ〜。」



しつこいなコイツ…。


チャラ男が僕に触ろうとしたとき、



る 「僕の彼女に近づかないでください。殺しますよ？(ﾎﾞｿｯ」



ビール瓶とパフェを持ったるぅとくんが助けに来てくれた。



ﾁｬﾗ 「ﾋｨｨｨ ごめんなさ〜い！」



チャラ男は逃げていった。



こ 「るぅとくん！ありがとう！」


る 「大丈夫でしたか？」


こ 「うん！全然大丈夫！ところでさ、何でビール瓶持ってるの？」


る 「さっきのビール瓶タワーでもらいました！」



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彼女か…。さっき助けに来てくれたときの言葉、嬉しかったな…。


僕はきっとそんなるぅとくんが好きなんだ。

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