俺/僕の彼女になりませんか？

43話 ページ48

莉犬 side



さっきから俺、変だな…。


はぐれないようにって、さとみくんと手を繋いで、それがすっごく嬉しくて、でもなんか恥ずかしくて…。


お泊まり会の前まではこんなこと思わなかったのに…。



ﾓﾌﾞ夫 「お！さとみじゃん！」


さ 「あ！やほ！」


ﾓﾌﾞ葉 「さとみく〜ん！あたしのクラス来てねぇ〜！」


さ 「おけ。」



さとみくん人気者だな。


ん？なんか胸の辺りがモヤモヤする。


なんだろう…これ…。



ﾓﾌﾞ太 「さとみー！お前可愛い猫ちゃん連れてんじゃん！俺に紹介してよ！」


さ 「は？絶対しないわ。俺のだし。」



！？！？！？


俺のってどーゆーコト！？



ﾓﾌﾞ太 「 www じゃあさ、ｺﾞﾆｮｺﾞｮｺﾞ」



さとみくんの友達がさとみくんの耳元で何か話した。


するとさとみくんの顔はみるみるいちに真っ赤になった。



さ 「 /// マジやめろお前！！ ///」



？？？ 何の話したんだろう？


ま、いっか。



さ 「莉犬…これ着といて…///」



さとみくんが俺の方を見ないで自分の着ていた警察官の服の上着を渡してきた。



莉 「あ、ありがとう？」



なんでだろ…？


別に寒くないけどな…？




ﾓﾌﾞ太 「その子とはもうヤったのw？あと、猫のコスプレちょっと透けてるっぽくて皆の視線集めちゃうねw」

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