俺/僕の彼女になりませんか？

38話 ページ43

るぅと side



僕が自分の教室でころちゃんを待っていると


僕の教室のドアの所にお姫様の格好をした、可愛い女の子が立っていた。


その子は僕と目が合うと、手招きをした。


あんな子見たことないな…。


僕は近づいていってその子に話しかけた。



る 「このクラスの誰かに用ですか？」


？ 「僕が用あるのはるぅとくんだよw」



僕に用…？てゆーかこの子、自分のこと僕って言ってたよね！？



る 「すいません、誰ですか？」



僕がそう聞くとその子は笑い出した。



こ 「僕だよるぅとくんwころんだよw」


る 「ころちゃん！？」



お姫様の格好をしていたのはころちゃんだった。



こ 「 ？ 」



僕の顔を覗いたころちゃんの仕草は、女の子そのもので、


でも、そのへんの女の子より、何倍も可愛いかった。



こ 「るぅとくん、王子様のコスプレ、かっこいいね！」


る 「 /// ころちゃんはとっても可愛いですよ！」


こ 「 ///// 」


る 「ころちゃん照れてるんですかw？」


こ 「うるせー///」


る 「じゃあ行きましょうか、ころちゃ、あ！行きましょうかお姫様。」


こ 「ころちゃんでいいわ！」



ころちゃんは照れている顔も、怒った顔も、何もかも綺麗だった。

39話→←37話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す