俺/僕の彼女になりませんか？

４話 ページ5

さとみ side



今日は入学式だ！あ、俺がじゃないよ？


今日は後輩が入ってくるのさ☆


ころんとかだったら、どーせ可愛い子いないかな、とか考えてるんだろうけど俺は違う。


そう、俺は初恋の相手を探している。


小さい頃近所に住んでた女の子。めっちゃ可愛いかったんだよね。


そうそう。髪はあんな感じの赤で…。
あの子どうしたんだろう？



さ 「どーしたの？」


？ 「あ、見えなくて…(涙)」



え、待って、この子じゃん。俺の初恋。てか男！？男だったの！？俺の初恋！！



さ 「君、名前は？」


？ 「莉犬です…。」



莉犬くんってゆーのかー。



さ 「莉犬くんはー…２組だよ。」


莉 「ありがとうございます！」


さ 「じゃ、俺行くねー。」


莉 「あの！名前って…？」


さ 「俺？２年のさとみだよ。」


莉 「えっと、ありがとうございました。さとみ先輩！(ﾆｺｯ」


さ 「！！！ /////」



は！？可愛すぎだろ！？


あ、やっべ！ポーカーフェイスでいねーと。



さ 「先輩とか付けなくていいよ。あと、タメでいいよ。」


莉 「え…じゃあ…さとみくん？とか？」


さ 「/////」



あ”あ”あ”〜〜〜



莉 「ダメでしたか？あっ！だめ？」


さ 「い、いや全然いーよ。///」



もー可愛すぎてキツイ…。



莉 「じゃあ俺の事も莉犬って呼んで！」


さ 「おっけー」


莉 「じゃあ、バイバイ。さとみくん」


さ 「じゃーな。」



あ〜俺の彼女になってほしい…。

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