誰かさん ページ32
マークside
ヘチャ二から、Aちゃんが退行してるって連絡が来た。
近いうちに一回会いたいなと思っていたから、ちょうどいいタイミング。
・
・
・
病室まで行き、ドアをノックする。
マーク「ハーイ」
ヘチャン「おーマクや」
マーク「ヒョンって言えよ」
ヘチャ二はいつもこう。まあもう慣れた。
ドヨン「マークや、どしたの？」
ヘチャン「あ、俺が呼びました」
マーク「そうそう〜
どんな感じかちょっと気になっちゃって笑」
俺の名前を読んだドヨニヒョン。
抱きつかれていて、辛そうな顔をしてる。
多分、離してもらえないんだろう。
マーク「Aちゃんー？
マークだよ。よろしくね。」
そう手を差し出すと、ギュッと握り返してくれた。
ジェヒョ二ヒョンが驚いた顔をしているから、普段はそうではないんだろうって予想できる。
マーク「熱出てるんだってね。早く元気にならないとだね」
A「おねつ…いや……」
マーク「そーだね。ゆっくり休んだら良くなるから」
ヒョン達やヘチャンから色々話は聞いていたけど、
18歳と言われないと分からないくらいに幼さが感じられて、
皆が大切にしている理由が分かった気がする。
自分もAが抱えていることを、少しでも解決する手助けができたらな…なんて。
マーク「もうそろそろ寝よっか。起きてるとしんどいでしょ」
ヘチャン「ドヨン先生の腰が限界だから、A離してあげて笑」
A「みんな…ばいばいなの…？」
マーク「先生が寝るまで一緒にいてあげる。
どう？」
A「うん……いいよ…」
マーク「お、じゃあおてて繋いどこ」
Aちゃんにそう声をかけ、
皆に病室出るチャンスだよって目で合図する。
それぞれやらなきゃいけない事もあるし、疲れてそうだから…笑
案の定、皆ありがたそうにして、そろそろと出ていった。
そして、右手で手を握りながら、左手でお腹をポンポンしてたら、
ものの数分で眠りについた。
熱で辛いはずなのに、寝ている顔はどこか穏やかだった。
マーク「おやすみ」
そう言って病室のドアを閉めた。
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もぐら(プロフ) - HiMEさん» コメントありがとうございます!!タイプと言っていただけてほんとにほんとに嬉しいです涙これからも頑張るので、楽しんでいただけると幸いです！:-D (2021年8月30日 19時) (
レス) id: 0785271a4f (このIDを非表示/違反報告)
HiME - とてもタイプのお話です！！！これからも頑張ってください！ (2021年8月28日 22時) (レス) id: 7ba80733f6 (このIDを非表示/違反報告)
もぐら(プロフ) - mii1331mさん» 嬉しいお言葉…!!本当にありがとうございます！毎日更新し続けられるよう頑張ります笑 (2021年8月28日 10時) (レス) id: 0785271a4f (このIDを非表示/違反報告)
mii1331m(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます、続きも楽しみです。 (2021年8月27日 19時) (レス) id: 2a7ec51334 (このIDを非表示/違反報告)
もぐら(プロフ) - ﾑｷﾞさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！文章の才能があるわけじゃないのですが、自分なりに頑張って書いてます笑 ぜひ楽しんでもらえれば嬉しいです:-D (2021年8月19日 23時) (レス) id: 0785271a4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もぐら | 作成日時：2021年8月17日 13時
