・・・ ページ12
ジェヒョンside
担当することになったAちゃんの元に行く。
テイル先生が「覚えてる？」
って言った時のAちゃんの表情がどこか安心したような感じで、
自分もそういう存在になれればいいな…いやならなければ…と強く感じた。
テイル「で、先生と一緒にAの担当する、ドヨン先生とジェヒョン先生。」
ドヨン「Aちゃん。よろしくね」
そう言って、ドヨン先生はAちゃんの手を握ろうとする。
A「ん…い…やっ…」
微かに聞こえる嫌だという声と共に、呼吸が乱れる。
テイル「どした？
大丈夫だよ、2人とも優しい先生。」
A「はぁっ…はぁ…いやっ…」
ジェノ「呼吸乱れてますね…酸素濃度あげます？」
テイル「うん、そうしよう。
A〜怖くなっちゃったか。
大丈夫だからね」
A「んっ…いやっ…」
ヘチャン「大丈夫大丈夫。ヘチの手握ってよっか。
ゆっくり呼吸ね」
A「はぁ…はぁ…」
さっきまでの安心たような表情が一瞬にして苦痛の表情に変わった。
そうさせてしまったのが、自分たち2人だということに申し訳なくなる。
そして、ドヨン先生は悲しみに暮れた顔をしてる。
手を振り払われることってそうそうないから、多分とてつもなく傷ついてるだろう。
テイル「そうそう、上手だよ。
とりあえず2人は医局戻っててもらえる？ごめんねほんと」
ドヨン「いやこちらこそ申し訳ないです…」
テイル「ドヨンが謝ることじゃないから」
ドヨン「はい…すみません…」
テイル「だから大丈夫だよ笑
とりあえずここにはいない方が良いから…
後で対策考えよ」
ジェヒョン「はい、じゃあお先に失礼します…」
今の自分に出来る1番のことは、なるべく早くここからいなくなること。
やっと状態が落ち着いているっていうのに、
また大発作にでもなれば大問題だ。
ドヨン「失礼します…」
テイル「うん、おつかれ」
2人で静かに病室を出ていく。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 446人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もぐら(プロフ) - HiMEさん» コメントありがとうございます!!タイプと言っていただけてほんとにほんとに嬉しいです涙これからも頑張るので、楽しんでいただけると幸いです！:-D (2021年8月30日 19時) (
レス) id: 0785271a4f (このIDを非表示/違反報告)
HiME - とてもタイプのお話です！！！これからも頑張ってください！ (2021年8月28日 22時) (レス) id: 7ba80733f6 (このIDを非表示/違反報告)
もぐら(プロフ) - mii1331mさん» 嬉しいお言葉…!!本当にありがとうございます！毎日更新し続けられるよう頑張ります笑 (2021年8月28日 10時) (レス) id: 0785271a4f (このIDを非表示/違反報告)
mii1331m(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます、続きも楽しみです。 (2021年8月27日 19時) (レス) id: 2a7ec51334 (このIDを非表示/違反報告)
もぐら(プロフ) - ﾑｷﾞさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！文章の才能があるわけじゃないのですが、自分なりに頑張って書いてます笑 ぜひ楽しんでもらえれば嬉しいです:-D (2021年8月19日 23時) (レス) id: 0785271a4f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もぐら | 作成日時：2021年8月17日 13時
