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『それじゃ、準備からだね』
私は今日持ってきたもの、そして古く秘密基地に残っていたものを見始める
要らない物は此処に置いて行こう。
手持ちの荷物を増やして、邪魔になるのを防ぐ為に
まず必要なものを探す
『財布に携帯...あとは何が必要？？』
私が彼に問うと、
彼は「ゲーム機とか...持っていきます？」なんてイタズラっぽく笑った
そして私も、その無邪気な笑顔に釣られて笑った
『いいね。ゲーム機、持ってこう』
ゲーム機を持っていく事が決まった
・・・・・・・・・・・・
まぁ、こんなもんか。
あれから色々探してみたが、+で追加されたのはナイフだけだった
...つまり、鞄に入れて持っていくのは「財布と、ナイフと携帯。そしてゲーム」
あまり多くない荷物にホッとして全てを確認しながら鞄へ入れる
鞄に入れていると、エーミールから「ある」提案を持ち出された
em「日記も、クラス写真も、全部燃やしましょう」
『よし、賛成(即答)』
日記にも、写真にも、あまり良き思い出が無いので、その提案は強く賛成した
エーミールの提案により、私たちは「要らない物」に火を付ける
その燃え盛る炎は、ただただ無慈悲に燃え続けた
『燃えちゃったね...全部』
em「...ええ。私としては心残りは有りません」
『私も...ない。』
燃えきった灰を見て、最初に出てきた言葉はこれ。
此処に来てやっと、後戻りは出来ないと言うことに気がついた。現実味を知った
もう、後ろばかり見ていたら駄目なんだ
そうか、覚悟、決めなきゃな。
em「それじゃ、行きますよ」
エーミールは基地の扉を開け、そう言って私に手を伸ばす
そして私は当然、その手を取った
『うん。行こう』
人殺しと、ダメ人間。君と私の旅に＿＿＿＿
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ふと頭に浮かんだメ□ス
「私は今宵、殺される為に走るのだ！！」
鼻で笑ったよね
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木材(もくざい)(プロフ) - レッ狐さん» この歌、とても良いですよね。この作品を通して歌を聞いてもらえる方が増えてとても嬉しいです (2019年4月21日 7時) (
レス) id: cfd7089d94 (このIDを非表示/違反報告)
レッ狐(プロフ) - この歌を知るきっかけとなった素晴らしい小説をありがとうございます。 (2019年4月20日 20時) (レス) id: d533e84903 (このIDを非表示/違反報告)
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