＝しずく・８＝ ページ8
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職員室に戻る途中・・
何気なくいつも通らない
中庭の近くの自動販売機の前を通った。
ジュースを補充している
作業着を着た業者の人が居て
少しペコッとお辞儀をして
通り過ぎようとした・・
その時＿＿＿＿＿。
「伊野尾？？」って・・
声・・掛けられた。
その声に聞き覚えがあった。
・・なんで今、横・・通ろうとした時
気付かなかったの・・・。
「・や・ぶ・・？」
「おお〜っっ！やっぱり伊野尾！！」
「薮ぅ？！」
「ひっさしぶりだなっ！
元気してたかっ？！変わんねぇーな。」
「むぅ。変わるよっ。
元気で先生やってるよ。ふふ。」
「へぇ。お前、卒業した学校の
先生やってんのか〜。」
「うん。
・・薮は、その作業着、似合ってるね。」
「まぁな。・・俺、ここの担当に８月になってから
だいぶ経つけど、始めてだな。会ったの。」
「うん。ほんと・・ビックリしちゃったよ。」
「あぁ、なっ。今日は特別、金曜日に来てんだ。
いつもは、水曜日になんだよ、俺。
あっ・・なぁ＿＿＿＿。」
そう薮が、話そうとして
チャイムが鳴り、会話を遮った。
おれは、あわてて
「ひぇ〜。
ご、ごめん。もう行かなきゃっ。」
「あ、わりぃ。引き止めた。
なぁ、今度、飲みにでも行こうぜ？」
そう言って薮は、おれに名刺を渡した。
「なっ。」っと二カッと笑って・・
「う、うん。・・電話するね。」
「おぅっ。じゃあなっ。」
「うん。また・ね・。」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。
まさか・・まさか・・
薮に、会うなんて。
はぁ・・ビックリ・・と同時に
また、あの記憶がよみがえ・る・・。
人気のない・・薄暗い公園・・
あの時、助けてくれたクラスメート＿＿＿＿。
『大丈夫か・・伊野尾。』
『やぶぅ・・・。』
おれを助けて、抱き締めてくれた。
＿＿＿伊野尾＿＿＿＿
あの時と変わらない・・。
声、仕草、眼差し・・笑顔。
薮は、やっぱり・・かっこいい。
ふふ・・。
男の人・・好きになるなら
まだ・・同じ年ならよかったのかな・・。
・・生徒じゃ・・終わってる・・。
終わってるもんな・・・。
はぁ――――。
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あひる☆(プロフ) - にのんさん» きゃぁ〜〜ん！！にのんちゃま！！来てくれてありがとぅ(●´ω｀●)うっれしぃ〜♪ごちそうさまありがとうございますぅ〜〜♪♪ (2017年5月15日 10時) (
レス) id: 706e89320c (このIDを非表示/違反報告)
にのん(プロフ) - 来ましたよーん♪生徒のゆーてぃーが可愛すぎてですね…。ごちそうさまでございますぅーー！！ (2017年5月14日 17時) (レス) id: ee932bb254 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - キャティアさん» すご〜〜〜〜〜いっっ！！あひるまでテンションあっぷるになった！！すごいなぁ〜〜。本屋行かなくっちゃ！！うふふ。読んでくれてアリガトゥ♪ (2017年5月6日 14時) (レス) id: 3eb751290e (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - JUMP♪大好き！さん» なんと！！お話し書かれてるんですねぇ。はい！！読ませて頂きますねぃ（*^_^*） (2017年5月6日 14時) (レス) id: 3eb751290e (このIDを非表示/違反報告)
キャティア(プロフ) - やっほ〜！！読んだよ！続きが気になって仕方ない！！いきなりなんだけど自慢していい？(笑)私が送ったイラストが、今月の『POTATO』に載ってたんだけど！！(涙)ヤバいよ！どうしよう！！テンション上がりっぱなしなんだけど！！ (2017年5月6日 0時) (レス) id: 3b338422a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あひる☆
| 作成日時：2017年5月5日 16時
