＝しずく・１８＝ ページ18
「え？・・行くの・・今日？」
中島がグッとおれの顔に近付いて
驚いた顔で言った。
おれはコクリと頷いて
「うん。行くよぅ。
だって、誤解とけたでしょ？
デートじゃないの、薮とごはん
食べるの。んふふ。」
「なぁ、伊野尾ちゃん・・。」
「ん？なぁに？」
「それ、俺も行っていい？」
そう言って
中島がおれをぎゅぅっと抱き締める。
「だっ、だめっ。だめだよ
・・と、ゆーか。もう、はなれて？中島。」
と言いながらおれは、中島の胸元を
そっと押した。
中島はもっとぎゅぅぅっと抱き締めながら
「どーして？」って・・言うの。
「どーしてって・・。
だって、せんせぃと・・生徒・・だし
・・・だめでしょ？」
中島は笑いながら
「バレなきゃ平気だって。」
って、言って・・おれのほっぺに
ちゅって・・きす。した・・。
びっくりしておれは、目をぱちぱちさせて
「・・な、中島って…
穏やかで絵に描いた優等生で
少女マンガの男の子みたいじゃ
ないんだね・・。」
中島は「ふふっ。」って笑って
「あれは、表向きだよ。
・・伊野尾ちゃんはこんな俺、嫌？」
「ぅぅん。やじゃないよ。
なんだか・・どきどきして・・
きんちょーしちゃうけど・・。」
「くくっ。
ホント、かわいーな、伊野尾ちゃんは。
・・なぁ、キスしていい？」
「・・だめっ。」
じっと見つめられて・・
もう心臓がどうにかなっちゃう。
だめって言うのが・・せいいっぱい。
中島は不服そうに
「えーなんで？」
って口の近くで言うの。
おれはそっと中島の口元を
押しながら
「だ、だってぇ・・
せんせぃと・・せい＿＿＿んっ。」
“と”って言い終わる前に・・
強引に頭を引き寄せられて
手をぎゅっと握られて
唇を塞がれた＿＿＿＿＿。
すぐに中島の舌が口内に入ってきて
おれの舌を絡めとるの。
「んんっ・・んふ・・んぅぅん・・」
雨の音と・・きすの・・音が交わって
おれの心に雫が
ぴちょん。って落ちていく。
穏やかな・・なかじまと・・
強引な・・中島。
どっちも・・好き。
「んぁっ・・んんっ・・ぅぅん・・」
中島がおれの唇を柔らかく甘噛みして
クチュっと唇を離して
甘くいたずらに囁くの。
「ビクッて驚かない様になるまで
・・急にキスするから・ふふ。
伊野尾ちゃん、覚悟してて＿＿＿＿＿＿。」
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あひる☆(プロフ) - にのんさん» きゃぁ〜〜ん！！にのんちゃま！！来てくれてありがとぅ(●´ω｀●)うっれしぃ〜♪ごちそうさまありがとうございますぅ〜〜♪♪ (2017年5月15日 10時) (
レス) id: 706e89320c (このIDを非表示/違反報告)
にのん(プロフ) - 来ましたよーん♪生徒のゆーてぃーが可愛すぎてですね…。ごちそうさまでございますぅーー！！ (2017年5月14日 17時) (レス) id: ee932bb254 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - キャティアさん» すご〜〜〜〜〜いっっ！！あひるまでテンションあっぷるになった！！すごいなぁ〜〜。本屋行かなくっちゃ！！うふふ。読んでくれてアリガトゥ♪ (2017年5月6日 14時) (レス) id: 3eb751290e (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - JUMP♪大好き！さん» なんと！！お話し書かれてるんですねぇ。はい！！読ませて頂きますねぃ（*^_^*） (2017年5月6日 14時) (レス) id: 3eb751290e (このIDを非表示/違反報告)
キャティア(プロフ) - やっほ〜！！読んだよ！続きが気になって仕方ない！！いきなりなんだけど自慢していい？(笑)私が送ったイラストが、今月の『POTATO』に載ってたんだけど！！(涙)ヤバいよ！どうしよう！！テンション上がりっぱなしなんだけど！！ (2017年5月6日 0時) (レス) id: 3b338422a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あひる☆
| 作成日時：2017年5月5日 16時
