3bridge ページ5
リクside
リ｢シスター、あの｣
シ｢なんだ？｣
リ｢Aさんはシスターと一緒に教会に住んでるんですか？｣
シ｢あぁ｣
リ｢さっきニノさんから、この橋の下には色々な職業の人がいると聞いたんですけど...｣
シ｢あぁ、そうだな｣
リ｢Aさんは何の職業をなさってるんですか...？｣
それは、Aさんをみた時から胸の内に居座っている疑問だった
Aさんはどうみても教会にいるような服装じゃない
ましてや鎌をもっているなんて...
シ｢見た通りだが...｣
リ｢はい？｣
シ｢いや、あいつの職業は見た通り死神だ。まぁ教会の手伝いをしてくれているが｣
...なんだって？
教会に死神なんて相反する存在じゃないか
しかも死神なんて職業は何処を探しても
彼女1人だろう
リ｢死神が教会にいていいんですか？僕には相反する存在に思えるんですけど...｣
シ｢Aはたまに橋の下を離れるときがあってな、セキュリティは万全の方がいいんだ｣
リ｢答えになってませんよ...！大体死神なんかが教会にいちゃ...｣
シ｢リクルート｣
僕の熱くなってしまっていた言葉が、
刺すようなシスターの声に遮られた
その後背後から聞こえてきたのは、
貴｢死神なんか...か｣
悲しげな死神の声だった
リ｢Aさん...！僕は貴女を非難するつもりで言ったわけじゃ｣
貴｢いいんだよ。わかってる｣
リ｢でも...｣
貴｢確かに死神は教会と相反する存在だ。それは希望を与える者と死を与える者という人間のイメージから成り立っているのだろう｣
人間のイメージ...？
貴｢死神は確かに死を司る。だが、好き勝手に人間を死に追いやっている訳じゃない、そいつにはちゃんと理由がある｣
死神は気まぐれに人間を連れていくなんて、僕達の死に対する恐怖からの勝手なイメージだったのか...？
貴｢それを...頭の片隅に置いといてくれないか｣
そう彼女が言った時、ふわりと風が通り過ぎていった
すこし持ち上げられたフードから見えた彼女の左目は、悲しげに揺れていた
リ｢...はい｣
貴｢じゃあな｣
リ｢...｣
貴｢あ、そうだ、シスターお前言い忘れただろ｣
シ｢...なんだ？｣
貴｢私はただの死神じゃないぞ。村の金融関係の仕事も受け持っている(ニコ ｣←
シ｢あぁ、それがあったな｣
リ｢やっぱり教会でやるような仕事じゃねぇよ！｣←
続く (更新停止中)
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花音(プロフ) - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;｀Д´)これからも応援してます(^○^) (4月22日 23時) (
レス) @page5 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
來悟(プロフ) - シスターの小説が少ないので嬉しです！更新頑張ってください！待ってます！ (2017年12月19日 1時) (レス) id: 70dd5f2595 (このIDを非表示/違反報告)
木星(プロフ) - 桜子さんありがとうございます！かめさん更新になると思いますが、精一杯やらせて頂きます！ (2016年11月23日 9時) (レス) id: 5b1baeaa13 (このIDを非表示/違反報告)
桜子(プロフ) - え、ちょ、最近すぎてどうしよう嬉しくて泣きそうwwシスター落ちとか更に泣きそうwwww最近荒川UBはまったんです！！(どうでもいい)更新頑張ってください！( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年8月24日 22時) (レス) id: cf7bb88394 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木星 | 作成日時：2016年3月7日 23時
