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Side Jesse
俺はというと、
音楽の大学に通っている。
北斗にも決意を示した
”singer”になる、という夢を叶えるために。
その一歩として、高3になってから簡単にできるからという理由でYouTubeで歌の配信を始めた。
ありがたいことに、すぐに人気が。
簡単な世界ではないなんて事わかってるけど、
やっぱり歌で誰かに勇気や元気が与えられる。
何よりも歌が好きだから。
それを仕事にしたいと思った。
でも俺は、音楽の勉強がしっかりしたいと思ったから、事務所からのオファーもあったけどそれを全て蹴って、大学に進学することに。
そこで、留学をしてたという2つ年上の大我や、同い年の慎太郎に出会って俺は充実した学校生活を送っている。
そんな日々を過ごしていたある日。
6月の梅雨に入った頃だった。
その日も雨で、
傘をさしながら大学から帰っている時。
携帯に「高地先生」と表示されて、慌てて着信をとる。
「もしもし、高地です。」
「AHAHA、高地先生お久しぶりです！」
「相変わらずだな。よかった、電話番号変えてなくて。」
「あ、ほんとですね。俺も高地先生の電話番号登録しといてよかったっす。」
「そうだな。」
「…北斗のことですか？」
「ふふっ、そうだよ。
明日空いてるか？木曜だけど。」
「あ、はい。」
「9時に高校で待ってて。」
「え！それだけ？待っててって…えー…北斗くるんですか?」
「大丈夫だから、ちゃんと高校に行くんだぞ。じゃ、また！」
「あ！ちょっ、高地先生！」
ぶちっ、と一方的に電話を切られた。
とにかく母校に明日、
9時に行けばいいということだろう。
あまり考えないでいいや。
・
久しぶりに母校に訪れる。
日曜の今日はサッカー部が外で練習をしているらしい。
ザ・青春って感じ。
そういう歌もいいよなぁ。
音楽のメロディでも降りて来るかな、と
ぼーっとしていると
肩をとんとん、とされる。
驚いて振り返ると、そこには北斗がいた。
久しぶりに見た彼の姿。
・
・
・
ーーージェシーの声、綺麗だね。
初めて聞いた北斗の声は、
優しくて、綺麗で、少し低くて。
どこか寂しさを含むけど、俺の心にすっーと広がる。
そんな澄んだ声だった。
end
俺原記念日→耳の日:3月3日
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Moku(プロフ) - さかたさん» DMの方は、Mokuの設定のせいでした。すみません！設定変えたので、おそらく送れると思います。もしまた何かありましたらDMの方でぜひ送ってください！お手数かけました。 (2020年8月2日 9時) (
レス) id: 6e7b6bb8a7 (このIDを非表示/違反報告)
Moku(プロフ) - さかたさん» リクエストありがとうございます！とても嬉しいです。時間がかかると思いますが、気長に待ってくださると有り難いです。これからもよろしくお願いします！ (2020年8月2日 9時) (レス) id: 6e7b6bb8a7 (このIDを非表示/違反報告)
さかた(プロフ) - すみません！Twitterの方dm?が上手くいかなくてリクエストが出来ずこちらでよろしいでしょうか？HEROの続きが見たいです。きょもと樹の医者と患者のシーンも見たいです。Mokuさんの書く物語が大好きで毎回楽しみにしています。自分のペースで頑張って下さい！ (2020年8月2日 0時) (レス) id: 091f447974 (このIDを非表示/違反報告)
Moku(プロフ) - ゆなさん» こんばんわ！わざわざコメントありがとうございます！Twitterの方、先ほど承認させていただきました。こちらこそよろしくお願いします。 (2020年7月8日 0時) (レス) id: 6e7b6bb8a7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - こんばんわ。一気に読ませて頂きました。どれも好きです。先ほど、フォローの申請させて頂きました。よろしくお願いします。 (2020年7月7日 22時) (レス) id: 1e3e43fc2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Moku | 作成日時：2020年6月19日 17時
