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Side Yugo
あれから2週間、北斗はやっと退院した。
いつもより入院は長引いていた。
様々な制限もついた。
「病院じゃ話しづらいだろうからね、」
そんなことを深澤先生に言われる。
どうにか退院できたのはそれが理由だった。
先生には全部お見通し、らしい。
「北斗、大丈夫?」
「…うん、」
「寝ていいからな。」
静かに頷いた北斗はゆっくり目を閉じた。
いつもは、ほとんど寝る時にしかつけないカニューレをずっとつけてないといけなくて、いかにも病人のような姿。
顔色も決していいとは言えない。
ここ2週間、北斗はなんだか冷たい。
俺らを避けてるような。
病院から家までの15分。
今までにない緊張を俺は感じていた。
「ただいまー。」
「あ、帰ってきたよっ！おかえりー！」
「慎太郎声でかいよ、北斗寝てるから。」
「ごめんごめん、」
「あ、3人とも、今日はご飯の前に話あるから、」
「え?なんの話?」
「まぁいいだろ、慎太郎。了解、北斗起きたら呼んで?」
樹もわかってるんだろうか。
・
今日の夕飯はカレーらしい。
慎太郎が作ってくれたというそれから美味しそうな匂いがリビングの隣にある客間のところまで漂っている。
「今から話すこと、落ち着いて聞いてほしい。」
「それとっ…」
大切な事を言おうとすると涙が出そうになる。
あの時の母さんはどんな顔をしてこのことを話していただろうか。
ねぇ、母さん。
何が正解なの?
「俺らは、さ、6人で兄弟だから。それだけは忘れないでほしい。」
俺が珍しくこんな調子だから兄弟たちも緊張した面持ちだ。
今となっては動画でもとっておけば良かった、そんなこと思うけど、あの時はそんな考えが生まれるほどの余裕がなかった。
これを話したら、どうなるのか。
その不安しかなかったから。
「…俺たち、血が繋がってないんだ。」
end…?
これ、楽しんでくださってるかたいるかな？大丈夫かな？これ病系かな？もう不安でしょうがないです(君が書いてるんだよMoku)
Twitterやっております
→@Moku0501_six
べったーにて、「思い出せ」「君の願いが」の続編、高地くんの色覚異常のお話をメモのスクショであげてます。
ぜひフォロリク気軽にしてください。
更新が滞っていて本当に申し訳ありません。
ゆっくりの更新ではありますが、気長に待っていただけると幸いです。これからもよろしくお願いします。
終わり
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Moku(プロフ) - さかたさん» DMの方は、Mokuの設定のせいでした。すみません！設定変えたので、おそらく送れると思います。もしまた何かありましたらDMの方でぜひ送ってください！お手数かけました。 (2020年8月2日 9時) (
レス) id: 6e7b6bb8a7 (このIDを非表示/違反報告)
Moku(プロフ) - さかたさん» リクエストありがとうございます！とても嬉しいです。時間がかかると思いますが、気長に待ってくださると有り難いです。これからもよろしくお願いします！ (2020年8月2日 9時) (レス) id: 6e7b6bb8a7 (このIDを非表示/違反報告)
さかた(プロフ) - すみません！Twitterの方dm?が上手くいかなくてリクエストが出来ずこちらでよろしいでしょうか？HEROの続きが見たいです。きょもと樹の医者と患者のシーンも見たいです。Mokuさんの書く物語が大好きで毎回楽しみにしています。自分のペースで頑張って下さい！ (2020年8月2日 0時) (レス) id: 091f447974 (このIDを非表示/違反報告)
Moku(プロフ) - ゆなさん» こんばんわ！わざわざコメントありがとうございます！Twitterの方、先ほど承認させていただきました。こちらこそよろしくお願いします。 (2020年7月8日 0時) (レス) id: 6e7b6bb8a7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - こんばんわ。一気に読ませて頂きました。どれも好きです。先ほど、フォローの申請させて頂きました。よろしくお願いします。 (2020年7月7日 22時) (レス) id: 1e3e43fc2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Moku | 作成日時：2020年6月19日 17時
