私が恋した相手は【赤井秀一】

作戦会議 小学生とFBI ページ10

沖矢side

｢お邪魔します。｣

｢あぁ沖矢くん。どうぞどうぞ。｣

そう招き入れてくれるのは阿笠博士。

今回、コナンくんに呼ばれ博士宅に来た。

｢今日はお裾分けじゃないのね。｣

とクールな反応をするのは灰原哀。

俺が組織に潜入するために付き合い始めた彼女＿＿＿宮野明美の妹だ。

「はい、今日はコナンくんに呼ばれまして。」

というと怪しい という顔をされて、

「まぁいいわ。私には関係ないし。」

といって違う部屋に言ってしまう。

「哀くんはもうちょっと沖矢さんに優しくしてあげてもいいのにのぉ･･。」

と苦笑する阿笠博士。

そうしていると、コナンくんがやって来た。

｢赤井さん！携帯の中身、分かったよ。｣

｢それは本当か、ボウヤ。｣

灰原哀 もいなくなったことだしと変声機のボタンを押し、声を戻すとそういう。

記憶喪失になってしまった木葉Aの携帯の中身がわかったらしい。

｢ホー。何が書いてあったんだ？｣

｢こっちだよ！｣

そういって部屋にはいる。

パソコンの画面には彼女の携帯の写真や色んな
データがのっている。

｢検索履歴、メールの履歴、着信履歴とかは全部消されてた。用心深いみたい。でも･･逆にそこまで消すなんて怪しいと思う。｣

｢あぁ、黒の組織(奴ら)ならそこまで徹底するかもしれない。じゃあ何も残っていないのか？｣

何も残っていないなら彼女の身元をつきとめる材料がなくなってしまう。

｢いや、１つだけ連絡先が残っていたんだ。
多分その人はよく連絡をしていたんだろうね。｣

｢誰だ？｣

ベルモットか？ジン？
それともただの一般人か？

｢これさ。｣

そういい画面をクリックする。でてきたのは

｢1･･420？｣

書いてあったのは名前ではなく、４桁の数字。

1420とだけだ。

てっきり人の名前が残っていると思っていた。

まさかの４桁の数字。どういう意味だ･･･。

｢ボウヤはこれが何を表していると思うか？｣

｢わからない･･。1420以外に連絡先が書いていないから法則がよめないんだ。灰原に聞いてみても何も知らないって･･。｣

｢そうか･･。｣

確かにほかにないのなら法則の考えようがない。

そう悩んでいると

｢ただ、もう１つだけあるんだ。｣

｢本当か！｣

もう１つ。それがあればまだ法則が考えられるかもしれない。なんだろうとパソコンをのぞくと

｢4050を･･忘れない？｣

携帯のメモ欄には

4050を忘れない いつかかなら

と書いてあった。

博士宅へ．→←▽

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