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二人暮らし. ページ8

沖矢さんとの二人暮らしが始まった。

まずはお風呂に入った。

なぜか私は傷だらけで服に砂もついていたから、それを気にしてくれたのだろう。

もともときていた黒のスーツはだいぶ汚れていたので、代わりに沖矢さんが服を貸してくれると言った。

「いえおきになさらず。別に僕は構いませんよ。」

「いやいや、そんな申し訳ない・・・」

今日はじめてあった見知らぬ人に、家も貸してくれて、その上服もだなんて。申し訳ない。

そうこういっていると沖矢さんはもう私のぶんの服を持ってきた。

「どうしても僕の服を着るのが嫌。というのであれば強制はしませんが、着ていただいたほうがいいかと。」

といい多分沖矢さんが持っているなかで一番小さいであろう服を持ってきてくれた。

だが、私は身長が低いのだ。

少し大きめに言っても160。

絶対ブカブカだ・・・・・・。

でも、彼の親切を無駄にするわけにはいかないので、借りることにした。

「すいません、お借りしますね。」

そういい服を受けとる。

すると彼は笑顔で

「浴室はこの廊下のつきあたりです。どうぞごゆっくり。」

と言った。まるでホテルにいるみたいだ。



お風呂もやはり大きかった。一人で入るには勿体ないくらい。

風呂から上がり、体をバスタオルで拭くと服を手に取る。

「・・・・大きい。」

赤いシャツにズボンだった。

着てみるとやはりブカブカで、ズボンとシャツは袖を巻くって着た。

「・・お風呂あがりました。ありがとうございました。」

そういうと彼は私をジーッとみた。

沖矢さんのような整った顔でまじまじと見ないでほしい・・・・。

「あの〜、どうかしましたか?」

と聞くと

「あ、いえ。似合ってますよ。」

「えっ、あ〜。ありがとうございます。」

ブカブカだから似合ってることなんてないと思うけど・・・。

褒めなれてるのだろうか。さらっと言う。

初めてあった人だけど、なんだか安心する。

助けてくれた人が沖矢さんでよかった と思うのだった。

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設定タグ:赤井秀一 , 沖矢昴 , 名探偵コナン   
作品ジャンル:恋愛
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ナミ - リクエストで赤井秀一さんと夢主さんでベッドでイチャイチャして欲しいです。沖矢昴さんもかっこいいですが、赤井秀一さんの方が良いです!これからも頑張って下さい。 (2020年6月23日 0時) (レス) id: 134760d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - のぞみさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです!更新遅れていてすみません、頑張りますのでもう少しお待ちください! (2020年6月11日 7時) (レス) id: 1f35309be1 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ(プロフ) - すごく面白くて続きが気になります!更新楽しみに待ってます、頑張ってください!! (2020年6月10日 1時) (レス) id: 80032df402 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年5月20日 17時

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