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赤井秀一 という人 1 ページ22

彼女が少年探偵団と出かけるといった。
ついていかない といったが勿論FBIに警護させている。
交代制で、その時の担当はジョディだった。

「彼女見つけたわ、今から帰るところみたい。」
そう報告を受ける。
「了解した。彼女の様子は?」
「楽しそうにしてるわ。熊のストラップかしら?
みんなでお揃いみたいね…。って嘘!」
「どうした!ジョディ!」
「歩美ちゃんが飛び出したのよ。熊のストラップが飛んでいったから。って、彼女が大変よ!!」

だいぶ焦っているようだ。
「あっ!!」
「なんだ、どうした!」
「彼女が歩美ちゃんを助けてそのまま電柱にぶつかって頭を打ったみたいなのよ!ちょっと連れてくるわ!」

彼女が頭を打った?
まだあたまが混乱している。
また記憶が無くなってしまったらどうしよう。
このまま運悪く亡くなったりでもしたら、黒の組織へと繋がるかもしれない大切な人を失ってしまう。


………それだけじゃない。
特にわけもなく、彼女が無事であるといいと思ってしまっている。
俺はFBIだから、人々が無事でいることを願うのは当たり前かもしれないが、それだけではないと何故か思う。

宮野明美に似ているからだろうか。
多分そうだろう、そう思うようにした。


そうでないと、この感情がなんなのか俺には分からなかったからだ。


「シュウ、シュウ、ちょっと聞いてるの!?」
ハッと気がつく。隣を見るとジョディがいて、前にはジェイムズとキャメルもいる。

「あぁ、すこしぼーっとしていたようだ。」
そういうと皆不安そうに
「珍しいじゃないですか、赤井さんがぼーっとしてるなんて。」
「仮眠をとったほうがいいんじゃないか?」
そう心配してくれた。

「大丈夫ですよ、少し考え事をしていただけなので。」
と遠慮しておく。

「ならいいけど……」
何か言いたげな顔のジョディ。
「心配するな、本当に大変な時は頼もう。」
そういうとジョディは仕方ないわね というように苦笑した。

「それで彼女は…」
そういいかけたとき。

「赤井さん!!!」
とドアが開くのと同時に大声がした。

やってきたのは江戸川コナン。走ってきたようで息が切れている。
 
「赤井さん、彼女は!」
「今はゆっくり寝ているよ。命に別状はないようだし、記憶も戻ってはないが失ってもいない。」
「良かった……」

そうため息をつくボウヤ。

ジョディから連絡を受け、彼女をこの家に連れてきてから医者を呼び、見てもらったのだ。

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設定タグ:赤井秀一 , 沖矢昴 , 名探偵コナン   
作品ジャンル:恋愛
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ナミ - リクエストで赤井秀一さんと夢主さんでベッドでイチャイチャして欲しいです。沖矢昴さんもかっこいいですが、赤井秀一さんの方が良いです!これからも頑張って下さい。 (2020年6月23日 0時) (レス) id: 134760d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - のぞみさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです!更新遅れていてすみません、頑張りますのでもう少しお待ちください! (2020年6月11日 7時) (レス) id: 1f35309be1 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ(プロフ) - すごく面白くて続きが気になります!更新楽しみに待ってます、頑張ってください!! (2020年6月10日 1時) (レス) id: 80032df402 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年5月20日 17時

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