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その後
学年種目中でも話かける暇なんてなく、
自分らの番が終わってボーっと
さっきの事を思い出しとったら。
突然、4組の女子のムカデが転んだ。
流「あれ、Aちゃん、大丈夫かな。」
流星がポツリと言うから俺も心配で、
一部始終を見守った。
なんとかゴールできて退場の時
安堵していると
1人立ち上がれてない、やつ。
ーーAやった。
やっぱ、アカンやん。
ダラダラと皆んなが退場していく中、俺は
Aの元へ駆けた。
「どけ、」
隣のヤツをどかし躊躇せず
姫抱きする。
周りが騒がしくなって
A「おろしてっ、！」
こいつも恥ずかしがっとるけど、
それどころやない。
「黙れ」
低い声で言い放つと、
ピタリと、静かになる。
・・・やっぱり、無理してるやん。
なんで俺に頼らんの、？
保健室につくなりイラつきから
包帯を取る手が乱暴になってしまう。
A「いたっ、」
「っ、ごめん。」
冷静になると、
怒ってるの？なんて聞かれる始末。
「・・・俺、聞いたんよ。
お前の親友から。
身体中の痣と足首の原因。
やっぱ俺なんやろ。」
足首だけやなかった。
この腕にも見えない所にも痣があるなんて
知らなかった。
Aの友達から
全てを聞き、呆然とした。
俺のせいでこんな目に合わせて
しまったんや、て。
"ほんま、次こんな目に合わせたら
あんたのことも許さへんから"
さっき言われた事が
頭の中で何度もリピートされる。
A「ううん、全部私の
不注意だから・・・」
こいつまた、大丈夫なんて言うんか。
「それ以上言ったら、しばくぞ。」
大丈夫やないやろ。全部抱え込もうとして。
「はぁ・・・
お前の大丈夫は全部信用できひん。
俺が迷惑とかそんなん考えんな。
・・・今回、俺が悪かった。
ああいう人らがいる事、もっと考えて
行動すべきやったわ。」
キレ気味に
俺を頼れ、って言うたよな、
なんて言うけど。
ほんまにコイツの事が好きやから。
・・・ほんま馬鹿やな俺は。
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76(プロフ) - ★さん» ご指摘ありがとうございます！早速修正しておきました。細かな所まで読んでくださり、ありがとうございますヽ(；▽；)ノ (2018年4月24日 7時) (
レス) id: bcf394d9cc (このIDを非表示/違反報告)
★ - 3【よし、今日ら声を掛けられるだけでなく】→よし、今日から 20【じゃ、成美ちゃんそろそろ俺ら行くな？】→名前変換できてない、 32【服もを整えたのを確認して】→「も」いらない、 38【きっと他の競技とか出てたもしれないし】→出てたかも だと思います。 (2018年4月24日 0時) (レス) id: 9eec283ac6 (このIDを非表示/違反報告)
76(プロフ) - たまさん» コメントありがとうございます！キュンとしていただけてとても嬉しいです｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡続編は書くかは決まってませんが、新作を出す予定なのでそちらもぜひよろしくお願いいたします！ (2018年4月23日 12時) (レス) id: bcf394d9cc (このIDを非表示/違反報告)
たま - キュンキュンでした！続編希望です！(´∇｀) (2018年4月22日 23時) (レス) id: a9f247eae4 (このIDを非表示/違反報告)
76(プロフ) - 紫春さん» コメントありがとうございます！この小説で楽しんでいただけて光栄です(´；ω；`)大好きな作品だなんて、、！嬉しすぎます、ありがとうございます！完結までこれからも見守っていただければと思います！よろしくお願いします(＞＜) (2018年4月10日 23時) (レス) id: bcf394d9cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：76 | 作成日時：2018年4月4日 22時
