おじゃま虫。 桃 JW

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開会式の言葉と同時に
体育祭がスタートする。


初っ端は個人競技が各場所で
行われて、

私は高跳びに出場。



助走とか踏切があるけど・・


足首は固定してるし、

痣の部分には
湿布とか貼ってて、

痛み止めも飲んでるから


出来る気がする！！



出場することは早希とか誰にも
言ってないから、多分バレないはずだし。



それから

競技は意外にも
数回跳んだ程度で

終了した。



幸い、足もそんなに痛くならなくて

1年女子の部では12人中4位、と
思ったより上位を取れて


少しクラスに貢献できた気がして
嬉しかった。



『1年全員リレーに出場する生徒は
集合場所に集まってください。』



次は全員リレーか。



1、2組は青、3、4組は白、5、6組は赤と
分けられており、各団ごとにゼッケンが
配られる。



小「A、出れんの？」



「っ、出る。」




いきなり
小瀧に話しかけられる。





いざ関わらないように、と思っても

本人を目の前にしたら動揺してしまった。






「、じゃあ」






小「、おいっ 女「小瀧くーん、入場するから戻ってー」」




何か言いかけてたのを無視して早希の元へ
戻った。



そっか小瀧は3組だから
同じ団なんだ。




「早希さまぁ・・・」





早「どしたん、てか何であんたここおるの。

出れへんやろ、そんな足じゃ。」




「大丈夫！さっきも高跳び出れたから！」





早「アホっ！！何言うとるん！！」




今度は頭叩かれました。痛い←





けど、なんとか説得して

クラスの人にも了承を得れたから(渋々だけど



出場できることに。

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