おじゃま虫。 桃 JW

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流星くんにそう思われてたなんて、

周りからも少なからずそう見られてる、


って事だよね。



男子の中では唯一、話しやすいっていうか

緊張するし、意識しちゃうけど話してて
楽しいっていうのはある。



・・普通に接してるはずなのになぁ。




たまに頭撫でられたりとか

スキンシップが行き過ぎなことは


確かにあるけど。




小瀧ファンの女子達が怖いから

これから少し距離置こうかな。





そんな事考えてたら

いつのまにか目的地。




「失礼しまーす・・・？」


扉を開けると見知らぬ先輩達と

さっき呼び出した子達。




・・・すごい嫌な予感。





「これは・・・係の説明、とかでは
ないですよね・・・？」





女1「まぁ、とりあえず入りなって笑」





怖い。
怖いけど、逆らったら


何されるからわからない。


教室に入ると、すかさず1人が門番みたいに
立って出られなくした。




女2「なんで呼ばれたかわかる？」



「ちょっとわからないです・・・」





女3「小瀧くん、て皆んなから愛されとる
って知っとるよね？」





おおふ。

まさかの。



この状況を1番恐れていたのに。





女4「小瀧くんは皆んなのモノなのに、
ノコノコ出てきて彼女とかほざいてんじゃ
ねーよ？」



あ、ここでも勘違いが・・・

今までの自分の行いに後悔が募る。




「いや、

私付き合ってないでs 女5「まじ尻軽やな」





(´；ω；`)もう心が死にそう。

こんなの漫画とかドラマだけだと思ってた。







女6「前まで濱田先輩の追っかけだったのに、乗り換え早いよなぁ？

しかも藤井くんにまで
手ェ出そうとしてるんでしょ？

ほんとクズだね。」



ドンッと

1人が私を押し倒す。




「いだっ」




女1「まじ消えろよ」



そっから蹴りやら
髪引っ張られるやらの暴力と暴言の嵐。



「っ・・・！！」




教室にいた全員から攻撃され

痛いなんてもんじゃない。

意識が一瞬遠のきそうになる。




6、7人からの集団リンチに








ただひたすら耐える。









女7「はぁ〜疲れたぁ〜」


女6「これで懲りるでしょうね笑」





意外にも暴力はすぐに止まった。

私が弱ってもう動けなくなったとでも

思ったんだろう。





でも私はその隙を見逃さなかった。

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