末吉先生、ごめんね。

10 ページ12

〜(実彩子)〜


大変！


今、保健室にむかってるところ



Aが倒れたらしい



私が守るって決めたのに



肝心なときにいてあげられない




最悪だ

最低だ


ごめんね、A








実「Aっ！」

『実彩子!?
　何で?!どうしたの？』

実「倒れたって聞いて。
　 大丈夫なの?!」

『あー。うんw
　大丈夫よ。
　心配し過ぎ。でもありがと。』

実「良かった。
　 そりゃ、大事な友達が倒れたら
　 (!!°○°!!)ってなるでしょ
　 てか、
　 なんで末吉先生と居るの？」


『あー。w
　運んでもらったw』

末「…。」

そっかー！

実「へー。
　 って！！！！！！！！
　 あわわわわ
　 何がどうなって
　 何がどうなったら
　 こうなるの！」

『何がどうなって
　何がどうなったら
　って意味一緒。
　あわわわわ
　ってかわいい！
　えーっといろいろあった！』

実「あんなに嫌ってたのに！」

『ちょっ、実彩子っ』


あ、いっちゃった


やべ。


末「やっぱり、嫌いなんだ。何で？」









ん？やっぱり？









ん？やっぱり？








ごめん、脳が追い付いてない







『ははっ。覚えてないんだ。
　いーよ。実彩子もいるし、
　この9か月で何があったか
　教えてあげるよ』









9か月？









Aが先生を嫌ってる理由ってこと？

作者からの【ありがとう！】→←9

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す