道化の街�� ページ11
『私が、お姫様──？いいえ、そんなご冗談でしょう。誰も、私と住んでいるお方は一言もそのようなことを言わなかったわ。』
｢それが本当なんだ。つべこべ言わず信じて欲しい……多分、君達がこれから会う、後の六人も皆口を揃えてそう言うだろう。｣
ワネットは納得がいかなかったのか、｢私は知らない王国のお姫様ではありません。納得いきません｣と、クリスの言葉を真っ向から否定した。
そして、｢今日はもう遅いのでお借りしたお部屋で寝ます｣と言い捨て、ワネットはそのまま、クリスから借りた二階の部屋に行ってしまった。
｢止めなくて良かったのかよ、ワネットを……｣
｢止めたところでだよ、アルト
｢何故、俺の名を……｣
アルトは、何故クリスが自分の名前を知っているのかが気になった。
実際に彼に自己紹介したのはワネットだけだったし、アルトは彼に一言も自分の名前を言っていなかったのに……
｢何故僕が、君の名前を知っているかって？１８年前、君は確か五歳で僕は当時二十三歳で、今は無きあの王国で、料理人として雇われていた。で、その当時五歳だった君は──｣
｢俺の過去は、余り触れないで欲しい。昔から、そういうのは苦手なんだ。｣
べらべら何かを話しそうだったクリスをアルトは止め、彼に｢俺も今日は寝るわ｣と一言。
クリスは、アルトに｢良い夢を｣と言ってから、今度は足を組み直した。
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もえ(プロフ) - ちくあ☆さん» コメントありがとうございます！theファンタジーです！笑笑 (2019年12月22日 15時) (
レス) id: 9b318e66e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちくあ☆ - theファンタジー！！！！！！！！！！！！！！ (2019年12月22日 11時) (レス) id: 4482a9bec1 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - 麗華三日月さん» 初めてオリジナル作品に手を出しました！名前考えるの大変だったです(´・ω・`) (2019年10月20日 20時) (レス) id: 9b318e66e8 (このIDを非表示/違反報告)
麗華三日月(プロフ) - わ〜！！なんかファンタジックで素敵ですね！！私の好きなタイプ…楽しみにしてます！！ (2019年10月20日 18時) (レス) id: 1465b1873e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もえ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mokomokohi4/
作成日時：2019年10月20日 18時
