第50話 ページ10
『谷崎くううううううん!!』
「うわっ!!ビックリした……」
『ごめん、驚かすつもりは無かった…』
私がシンデレラ役、坂口さんが王子役と決まったその日の夕方、私は谷崎君が住む部屋に行って、ある頼み事をしに行った。
『あのね、谷崎君……お願いがあるんだけど……今日、演劇部に所属する親友に“シンデレラ役をしてほしい”と頼まれたのよね。あ、理由は聞かないであげて』
「うん。」
『それでね、ちょっと谷崎君に王子役を頼みたいなぁ……なんて。』
「良いよ、ボクで良ければだけど……」
貴方で良いんです!!
なんか谷崎君、本当の王子様に見えてきた……でも、本当の本当の王子様は坂口さんだけどね!!
『ありがとう!早速、練習しよ!!』
リハビリも順調に進んでいき、俺は少し安心している。
後は、経過を観察……
「中ー也っ!」
「うおっ…って青鯖手前、急にやめろ!!転けるとこだったじゃねェかよ!!」
「転けそうになった?あ、ごめーん」
「謝る気ねェだろ、手前……」
くそっ、太宰のせいで今日の運勢が悪くなったじゃねェかよ……
だから俺はアイツが嫌いなンだよ!!
「あ、Aちゃんだ。谷崎君達の部屋に入っていく〜」
は?谷崎……の部屋?
谷崎って確か、交流会の時に相坂の隣にいた……
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麗華三日月(プロフ) - 三も楽しみにしてます!! (2019年7月10日 16時) (レス) id: 76beb6ebaa (このIDを非表示/違反報告)
麗華三日月(プロフ) - はい!!楽しみにしてます!! (2019年7月9日 18時) (レス) id: 76beb6ebaa (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - 麗華三日月さん» それは次回に明かされます!!お楽しみに…… (2019年7月9日 8時) (レス) id: 9b318e66e8 (このIDを非表示/違反報告)
麗華三日月(プロフ) - えぇ〜!?止めて〜!!うーん、なんだろう? (2019年7月9日 7時) (レス) id: 76beb6ebaa (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - 麗華三日月さん» 太宰の暴走は誰にも止められません(( 夢主ちゃんがフランスに行く理由は………?笑笑 (2019年7月8日 18時) (レス) id: 9b318e66e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もえ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mokomokohi4/
作成日時:2019年6月1日 22時