第63話 ページ23
海辺で思う存分はしゃいだ後、俺と相坂は砂辺に座り込んだ。
「もうすぐ、朝が来るな。」
『そうだね。』
他愛のない会話を交わしながら、海の波が変わっていくのを見て、俺は決意をした。
今日、この場で”相坂に告白をしよう”と。
『気付いたら、私が文豪学園の男子寮に居候させて貰って、もう数か月も経つんだね。』
「あぁ、そうだな。」
クソォ……分かってたかのように、別の話題を持ち越してくるから中々言えないじゃねェかよ!!
『私ね、最初アンタのこと大嫌いだった。チビで、格好つけた帽子被って偉そうにしてるしさ。本当、”マジ最悪”と思ったのよ。』
「おい、手前今俺のことチビって……!?」
『はいはい、話は最後まで聞くー。だけどね、今はそんなこと思ってないから!』
なんか無理矢理付けた感じだな………
まぁ、いいけど。
『で、私に言いたいことがあるんでしょ?』
「あぁ、そうだ。俺は手前に伝えたいことがあるンだ……って手前気付いていたのかよ!?……あ。」
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麗華三日月(プロフ) - 三も楽しみにしてます!! (2019年7月10日 16時) (レス) id: 76beb6ebaa (このIDを非表示/違反報告)
麗華三日月(プロフ) - はい!!楽しみにしてます!! (2019年7月9日 18時) (レス) id: 76beb6ebaa (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - 麗華三日月さん» それは次回に明かされます!!お楽しみに…… (2019年7月9日 8時) (レス) id: 9b318e66e8 (このIDを非表示/違反報告)
麗華三日月(プロフ) - えぇ〜!?止めて〜!!うーん、なんだろう? (2019年7月9日 7時) (レス) id: 76beb6ebaa (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - 麗華三日月さん» 太宰の暴走は誰にも止められません(( 夢主ちゃんがフランスに行く理由は………?笑笑 (2019年7月8日 18時) (レス) id: 9b318e66e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もえ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mokomokohi4/
作成日時:2019年6月1日 22時