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memory#79 ページ19
『今日はありがとう。中也君の色んな話を聞けて嬉しかったな』
｢俺も楽しかった。また、家に呼ぶな。その時はもっと、ギターを弾きながら歌を唄うわ｣
頭をかきながら、中也君は私にそう言った。
｢家まで送るわ。もう外が暗いし｣
『良いの？中也君の家から私の家まで結構距離があるよ？』
｢細かいこと気にすンな。俺が手前を送りたいンだから｣
『じゃ、お言葉に甘えて……送っていただきます。』
｢そうして下さい。｣
小さな事でも、笑い合えるのが、私にとって何よりの幸せ。
昨日より、今日は貴方のことがもっと好きになり、今日より明日はもっともっと貴方の側にいたくなる。
中也君と二人肩を並べて歩く帰り道………
｢手……繋ぐか？｣
『うん、繋ごう！』
未だ未だ不器用な手の繋ぎ方でも、いつかはちゃんと形になる。
いつか、貴方に“大好き”と言えたら良いな……
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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作者名：もえ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u./hp/mokomokohi4/
作成日時：2019年2月15日 17時
