【学パロ】一目惚れと言う名の恋【中原中也】

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体育が終わった後の休憩時間。

地獄の着替え(ゲーム)が始まる。

｢ねぇ、小坂さん。今日なんで中原君と喋ってたの？｣

始まった………男子が居ない中でのイジメが。

『それは…………中也が話し掛けてきたから………』

｢中也ぁ？｣

ヤバイ、口を滑らせてしまった。

相手の女子の顔が、恐ろしい顔で私を見てくる。

｢ねぇ、皆聞いた？中也って。｣

｢聞いた聞いたー！｣

｢小坂さん、アンタいつも思うんだけどねぇ………｣

『うっ………』

背中を強く蹴られた。

こんなのは、慣れっこだけど…………痛い。

｢生意気なのよ！！｣

そして、他の女子にも背中を蹴られてしまった。

誰か、私を助けてよ…………

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｢ねぇ、君。｣

｢何だ？｣

突然、俺に話し掛けてきたのは、花瀬といつも喋っている"太宰治"。

｢Aに今日、話し掛けていたよね。若しかして、Aのことが好きなの？｣

｢す、好きっ！？｣

太宰は、意味ありげにニヤリと笑った。

｢図星ってとこかな。君は、Aの過去を知っているかい？｣

｢花瀬の過去＿＿＿＿＿＿?いや、知らねェな。｣

ﾄﾞﾝｯ

｢生意気なのよ！！｣

女子が着替える教室で、物凄い音がした。

｢何だ！？行くぞ、太宰！！｣

｢うん………｣

教室を強引に開けると、花瀬が他の女子に背中を蹴られていた。

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