【学パロ】一目惚れと言う名の恋【中原中也】

#4 ページ6

どれだけ私が、誰かと仲良くなっても結局は誰かに其れを妨害される。

結局私には、治以外手を伸ばしてくれる、優しい人はいないんだろうか…?

如何したら私に味方が出来る?

如何したら此の莫迦げたゲームが終わる?

｢なぁ、若し良かったら俺と組まねえか?｣

彼がそう云って来た。

『…え?』

彼は如何して私に話しかけるんだろう?周りの目とかあると思うのに、如何してなんだろう?

｢またよ。気持ち悪い…。｣

｢なんであんな事が出来るのかしら。｣

まただ。また始まった。

如何してそんなに嫌がられるの?

｢如何した?｣

彼は気付いてないんだ…。だからこうやって話して来れるんだ…

『ううん。何でもない。組んでくれるの?』

｢嗚呼!もし、お前が良ければ、なんだけどな。｣

彼はそう云って笑った、

『有り難う。気持ちだけ受け取っとくよ。今の私には遅れがあるから。ありがとう。え〜っと…』

｢中也で良い。｣

そう云った。

『有り難う中也。もどりな?』

そう云うと、中也は｢嗚呼。｣っと云って走って戻って云った。

また一人…。ねぇ治。ずっと見てたの知ってるよ。

彼、良い人だよ。私の事きちんと見てくれようとしてる。他の皆とは違う。

彼と、仲良くなれそうなんだ。

ねぇ治。若し治が良いなら、三人仲良い友達になろうよ?

後で、三人で話せないかなぁ。

そんな事を思ってると授業の終わりを告げるチャイムが鳴った。

また、地獄みたいな休憩時間が始まっちゃう…。

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次、もえだよ!お願いね!

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