【学パロ】White or black?【中原中也】

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中也｢此奴、縁側で寝やがって………また、風邪を引いても知らねェぞ。｣

縁側で寝転んでいるAを抱き上げ、お姫様抱っこで俺のベッドへ寝かせた。

意外と……軽いな。

ちゃんと、食べてンのか？何だか、芥川見てェに細いけど。

ベッドで寝ているAを見ると、俺の胸が少し痛む。

それも全部、Aのせいだ。

俺が、Aを好きにならせたせいだ＿＿＿＿

恋というのは難しい。

だけど、俺はこんな性格で少しあの父親に似ているからか、中々素直になれないところがある。

｢私………さ、もっとアンタ………中也のこと知りたい。だから………私に教えて?｣

中也｢俺が、教えられることを全部教えてやるよ＿＿＿＿＿｣

俺は、寝ているAのおでこにそっと接吻をした。

………自分でやったことに顔を赤くなりながら、心の中が荒れている俺。

静かにその場を立ち上がると、"くしゃっ"という紙の音が為た。

拾い上げてみると、それは薬が入った袋だった。しかもAの。

真逆、Aは＿＿＿＿＿

俺は、考えるにつれ色々とAのことが不思議に思えてきた。

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