#8 ページ9
A｢任務、ですか！？｣
中也｢あぁ、そうだ。｣
何故、無事生還できるか分からない任務なのに此奴はこんなにも笑顔なのか……
A｢中也さん、任務ってどんなことをするんですか？｣
Aの好奇心の目は、もう俺にも止められない。
中也｢今回の任務はなァ、密輸業者の鎮圧だ。手前には最初、家で待っていて貰う筈だったンだが、首領がAに是非行って欲しいとのことでな。｣
A｢そうなんですね！わぁぁ……私にとっての初めての任務、楽しみです！｣
Aは、笑顔で俺が作ったサラダを食べた。
─────────────
A｢中也さーん……此処、暗いですが……｣
中也｢暗いところに潜入するのは、マフィアでは良くあることだ。我慢しろ｣
A｢でも……｣
此奴、楽しみにしときながらも意外に弱虫だから連れて行きたく無かったんだよな……
A｢中也さん、彼処に敵が！！｣
中也｢密輸者の刺客か?其れとも………｣
密輸者と見られる複数の者は、俺とAに銃を向けてそのまま一歩も動じない。
このまま重力で押し潰してやるか……?
A｢中也さん、後ろ！！｣
中也｢なっ……｣
後ろを見ると、鉄パイプを持った奴が。
クソッ……早すぎて攻撃が読みにくい。
向こうには、又鉄パイプを持った男がAを狙ってくる。
中也｢A！！｣
俺は、Aを必死に庇おうとAが居る場所まで走った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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作者名：もえ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mokomokohi4/
作成日時：2018年3月18日 17時
