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24:気付いたら好きになっていた ページ30

ーセイシヲサマヨッテイル?

ーモウエイエンニモドッテコナイカモシレナイ?

中也「そンなの……俺が許さねェよ………!!!」

中也は自宅に戻り一人、しゃがみ込んでいた。

机には、紅葉お手製のきんぴらと"何かあったら連絡するように"という手紙。

中也「クソッ……」

太宰の言葉が蘇ってき、壁に中る中也。

拳を当てた部分は既に罅が出来ている。


気付いたら好きになってた。Aの事___

今更そんなことを言っても遅いに決まっている。


もしあの時、Aに"偽の恋人役を為て欲しい"なんて頼まなかったら、Aは小山や三ツ沢に狙われなくてすんだんじゃないかと思い返す。

中也「俺は………此から如何すればいい?」

誰も居ないリビングに問い掛ける。

だけど誰もその質問に答えを返さない。


中也「A……………」

中也はAの名前を呟きながらベッドに飛び込み、一人動かない月を眺めていた。

25:今日で一ヶ月→←23:どういう関係で?


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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 中原中也   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:もえ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mokomokohi4/  
作成日時:2018年2月6日 16時

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