【文スト】私の生きる"価値"。

#1 ページ3

朝、私の大事な写真に｢お早う｣と一言、挨拶をする

私の大事な写真に写っているのは＿＿元"ポート･マフィア最下級構成員"の織田作之助

彼は、私が親から虐待を受けていて家を出て行った時に食事も真面に取っていなかった私を見掛けて助けてくれた。

あの日から四年＿＿太宰さんは宣言通り、行方知らずと任務放棄＝マフィアを抜け、ある一説によると、マフィアの敵組織の"武装探偵社"の社員になっているのだとか

あ、太宰さんは四年前、私がマフィアのビルの屋上から飛び降りようとした時に、私の"自 殺"を止めた人(?)である

あの時は参ったなぁ……折角、飛び降りれると思ったのに……

太宰さんがあの時、引き止めなかったら今頃私は此処に居ない。

でも、彼が私に"生きていて欲しい"

そう願っていたなら簡単には私は死ねない。………厭、死なない

だけど、たまに思っちゃうの

"私には生きる価値なんてこれっぽっちも無い"

ってね。

太宰さん、私…………貴方が言った言葉、守れないかもしれません………

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