【童話パロ】美女と野獣【中原中也】完結

美女と野獣2 ページ3

A｢今日も静かな街ね………｣

街一番の美貌を持ち、発明家の父と二人暮らしのAは、家から出て何時もの光景に息を吸った。

そして、此から街の行きつけの本屋へと足を運ぶのだった。

A｢おはよう、ポオさん。新しい本はあるかしら？｣

ポオ｢そんなに早く新刊はこないであるよ。如何だったであるか？今回のこの本は｣

A｢とっても面白かったわ!!えっと……次はこれ！｣

ポオ｢その本は二回目であるが……A、その本が気に入ったのであるか？ならばその本を君に譲るである！｣

ポオの言葉にAは嬉しくなり、｢有難う!｣と言って本屋を後にしました。

Aが本屋から出ると3人の女がAの事を噂します。

女1｢とっても綺麗なのに、何時も本ばっかり読んでいて可笑しな子。｣

女2｢私達と少し頭が違うんじゃないかしら｣

女3｢そうかもね｣

3人の女がクスクスと笑いながらAの噂をしている一方で、街一番の狩人太宰とその弟子芥川がAの様子を見ていました。

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